いいことですけどね( ̄▽ ̄)=3
ただこの直前に桜島が噴火しています。
先月の初旬にも似たような出来事があって、もっとも警戒すべき日が迫ってきたところで浅間山、桜島の噴火があり、ホロスコープ上は起きてもおかしくなかった地震があたかも「消失」したかのような印象を受けたことがあります。
噴火と地震にはなんらかの関連がありそうだと述べましたが、今回も同じようなことを考えました。
しかし、もうちょっとデータを集めないと、何とも言えないところはあるでしょう。
10日、米アラバマ州サムソンで、男が銃を乱射し、少なくとも9人が死亡するという事件、そして11日、ドイツのシュツットガルト近郊の学校で、やはり銃乱射事件が起き、生徒ら15人が殺害されるという、なんとも悲惨な出来事が連続して発生しました。
火星が猛威をふるうのは10日あたりまでと解読していたのですが、これらの事件は日本時間では11日のことでしょう。航空機事故・海難事故などと同じように、銃器による犯罪や事故も、なぜか連鎖するケースがよく見られます。
同種の事件が短日時に発生するのは、ニュースを聞くことで、同じ犯行へ駆り立てられるというような現実的な理由もあるのかも知れませんが、それだけではないように思います。
犯人たちがそれぞれの事件を知っていたという確証はありませんし。
少なくとも占星術的には、同種の事件を暗示する星位がないと不合理です。
二年前の4月。
米バージニア工科大学銃乱射事件時のホロスコープを参考までに引っ張り出してみると、まず大局的には同様な星位が確認できます。
当時の現在のホロスコープに共通なのは、土星の支配が強いということです。
主惑星の中では土星だけが離れた位置にあり、多くの星々に干渉を加えています。
土星は試練や抑圧の星ですから、世相的にも景気が悪かったり、何らかの社会的抑圧を受けやすいと考えられます。
こうした中で、土星に対する反抗行動が、こうした銃乱射といったぶち切れた行動となって表れる可能性はあります。
今後、同様な配置になったときには、注意しなければならないかも知れません。
しかし、それだけでは占星術的な根拠としては弱い。
11日、もっとも私が気にしていたのは地震で、これは土星・天王星のオポジッションの上に、それぞれ月・太陽が重なるからでした(満月)。
これが地震のトリガーになるのではないか?
過去の事例からそう判断していましたが、この星位はかならずしも地震を示すものとは断じ切れません。
現状への不満を爆発させてしまうものという見方もでき、今回の二件の事件はこれが背景にあり、実効的に使用されたのが火星(銃器・暴力)だったと考えられます。事件発生時には、まだ火星は土星とのハードアスペクトを保っていて、抑圧や不満の爆発を招く可能性はありましたし、なによりも海王星との合が非常に強い。
やはり火星の暴走は、これが要因として大きいように思えます。
米バージニア工科大学銃乱射事件時との関連性でいえば、
太陽と月がオポジッション。
太陽と月の遠日点であるリリスがオポジッション。
そして両方に見られる火星と冥王星アスペクト。
なども挙げられるでしょう。
が、依然として人間の暗い衝動から起きる事件への研究は、過程にあると言えます。
このような悲惨な事件が起きない世の中にしたいものです。
