前回から続きました。
ビビさん。やっぱ、反則? ごめんなさい。昨日は大学の講義前に記事を書き、どうしても時間が足りなかったのです。
さて、笑いのツボが微妙な私の奥さん。
彼女が受けた漫画とは?
「聖☆おにいさん」です。読みは「セイントおにいさん」。
作者は中村光さん。講談社のモーニングKCです。
この話、実はこのブログのライターの一人である礼子さんに、私が薦められて買ったものです。
「宗教的なこだわりがなければ読んでみて下さい」とのこと。
私にはもちろん宗教的な偏向はあまりません。なので、本屋で探していたのが、なかなか見つからない。
この間ようやく目にとまり、とりあえず一巻を買ってきました。
すると、奥さん。
「それ、なに?」
「いや、礼子さんに薦められた漫画なんだけど。なんでも、イエスとブッダが天界から現代日本に降りてきて、2人でアパートをシェアして暮らしているというコメディらしい」
「ふーん」
私がご飯を食べている間に、なぜか先に読んでしまう奥さん。
おや? 時折、「ふー」っていう鼻息が聞こえると思ったら、笑っている。受けている!
「面白い?」
「面白い。イエスやブッダのことを知っていたら、なおのこと面白い」
私はご飯の後、読みました。奥さんは鼻で笑っていたところでは、私は吹き出したり、声に出して笑っていました。
翌日、私は二巻を買って来、娘も含め、みんなで読みました。娘はケラケラ、ヒャアヒャアいって笑っていました。
だいたい、イエスとブッダが貧乏くさいアパートをシェアして暮らしているという設定だけでも面白いのに、彼らの伝説や逸話を背景に持つ、彼らの浮世離れしたリアクションが爆笑ものです。
詳しいことを書くと、これから読む人がつまらなくなると思うので、詳細は書きません。
私の場合、読んだ最初がやっぱりインパクトがあって笑ったので。
世に笑いを広めるためなら、イエスもブッダも寛容な精神で、こうしたパロディもお許しになるのではないでしょうか?
「アーメン」+「ノウマク・サマンダ・ボダナン・バク」(釈迦如来真言)