7月の占星術予測 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を見てきたzephyrです。
面白かった~。

6月も下旬に入り、もっとも凶悪な運気は去っていますが、それでもなお次々に大変な事件のニュースが飛び込んできています。やはり冥王星の動きの余波か。
6月23日午後、千葉県犬吠埼灯台沖で漁船が転覆し、4人が死亡、13人が行方不明、救助されたのはわずか3人という海難事故。
22日大阪駅で発生した無差別刺傷事件、38才の女性を逮捕。
フィリピンでは客船沈没、不明の800人の生存は絶望。本土でも洪水や鉄砲水の被害。
アメリカでも洪水被害で、穀倉地帯が大打撃。
ハワイで遊覧飛行ツアーの3邦人、遺体発見。
昨日も千葉で一家四人を殺害したと、警察に逮捕された77歳の老人が自供。

こういうときこそ、心を光に向けていなければなりません。身近な人を見つめましょう。
一緒に住んでいる子供を、親を、あるいは配偶者を。
家族がいない人は、今隣にいる人に。力になってくれる友人に。
今そばにいなくても、どこかにいて自分が愛や尊敬を抱ける人間のことを考えましょう。
彼らに感謝して、そこに愛と光を見つけましょう。

世の中での悲惨な出来事、身のまわりの嫌の出来事に、あまりにも敏感になっていると、自身、穢(けが)れてしまうので、注意してください。
ちょっと前にある人にお話したのですが、「穢れ」というのは、つまるところ「気枯れ」=「気が減退して枯れたようになっている状態」なのです。
嫌なことばかりにセンサーを働かせていると、気が滅入ってきます。そして、枯れてしまうのです。
「気枯れ」は日常生活の中でも起こっています。職場での心地よくない人間関係、あるいは心の通わない家族、知人友人やインターネット上でのことが原因で、自分や他人を責める、攻撃するような心境になると、とくにひどい状態になります。
「気」はその人の肉体と精神を包むオーラのようなもの、一種のエネルギーだと考えられます。地球で言えば、オゾン層や大気のようなもの。それが失われれば、地表は太陽光線に焼かれて、たちまち枯れてしまうでしょう。
この「気」の本質は、その人の内側から発せられる愛だろうと、個人的には思っています。
世の中が荒れるときこそ、逆に愛と光に心のチャンネルを合わせましょう。
隣にいる人に愛と感謝を感じ、「気」をチャージしておきましょう。

さて、そんなところで、7月の予測です。
7月は早々に要注意時期がありますし、大きな出来事は前半と終わりごろに集中して起きる傾向があります。
まず1日からすでに予断を許しません。そして15日ごろまで不穏なものを感じます。
この間に、主要国首会議(北海道洞爺湖サミット)がずっぽりはまり込んでいるのが気になりますが、良いこともあると思われます。
まず、このサミットで、主要議題の地球温暖化問題はかなり大きな進展、成果を期待できます。
「義務」を意味するベスタ、冥王星、火星・土星・月のグループで、占星術上の最強の調和座相「グランド・トリン」が形成されるからです。
これを解読すれば、抑圧された怒りや不満(火星・土星・月の合)を棚上げして、各国がそれぞれに定められた義務を果たそうという合意に達する、というものになります。今回はアメリカの果たす役割が大きなものとなります。日本はアメリカのパートナーシップのおかげで、このサミットを成功させることができると考えられます。
もうひとつのポイントはイギリスで、なんらかの火種を持ち込む可能性があります。

このサミット開催に先立って、1~3日にかけて、火星が獅子座から乙女座に入宮(イングレス)します。ここでなんらかの事件が発生するかもしれませんが、それは未然に防がれるか、結果的に不発に終わる可能性が見え、それに期待し、祈ります。

7月でもっとも厳しい星の配置は、10日前後に発生します。
サミットのところでちょっと触れましたが、この時期に問題が発生する、あるいは問題を自ら引き起こすのはイギリスかもしれません。
この時期はサイクロンやハリケーンによる被害も心配されますし、大きな盗難事件が発生するかも知れません。

24~25日頃も、若干、不安です。が、10日前後のそれほどの凶意はありません。
下旬には、大学や、他の教育機関、宗教関係での不正な出来事が発覚して報じられるかも知れません。

27日以降、翌8月の1日頃まで、以下のような出来事に注意しなければなりません。
火山の噴火(日本、要注意です。中南米でも)。
航空機事故、あるいは非常に大きな交通事故。
テロや暴動。
アジアの国での政変(までは行かないかも知れないが)。日本の政権(高級官僚、省庁なども)もこの時期が、非常に厳しい状況になる。

といった流れで、北京オリンピックが目前に迫ります。
中国にこれ以上、大きな事件や被害が出なければよいのですが。
中南米やアメリカ・カナダも気になるところです。

人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。