土浦市8人殺傷事件の裏側にあるもの |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

昨日は福島沖で二度、震度4と震度3の地震が発生しました。
大きな地震に関する不安時期は、3月に関するかぎりは、これでなくなったと私は考えています(来月以降はまた別の話)。
今月下旬の「負のエネルギー」の増大期に、非常に凶悪な事件が発生しました。今、世間で大きな話題になっている茨城県土浦市のJR駅構内で起きた、8人が被害にあった無差別殺傷事件です。この事件が23日。容疑者の男は、その前々日の21日にも一人の男性を殺害し、警察に「早く捕まえてごらん」と嘲笑するような電話をかけている。
警戒に当たっていた警察は、この容疑者が引き越すより被害の大きな二次犯罪を阻止することができず、大変な非難の声が上がっている。

警察の捜査、警戒のありようにも、たしかにお粗末なものがあるのでしょうが、この犯人の大胆不敵さ、そして容赦ない冷酷な犯罪、それをまったく罪の意識にも感じていない言動には、本当に寒気がします。
亡くなられた会社員男性、重傷の女性、そして高校生、他の凶刃の被害にあわれた方々にとそのご家族にとっては、まったく理不尽きわまりない出来事であり、憤りを覚えずにはいられないだろうとお察しします。こんなことが許されていいのか。なぜ、こんなことが起き、その被害に遭わねばならないのか。
勢い、未然に防げなかった警察への批判へと結びつくのは、当然だろうと思います。

やはり星宿の凶悪な時期には、人の心にも大きな影響が及ぶようです。
もちろん、この影響というのは世界中の万人に等しく及びます。だから、この時期に個人的にもカッとなったり、人を攻撃して傷つけたり、仲間内や友人関係にも問題が生じたり、という出来事は多かったと思います。
もちろん世界的にもテロや暴動、そして弾圧。いうまでもない、歴然とした出来事です。

ただ、このスター・エフェクトの影響を強く受ける人、あまり受けない人の差はあります。
どこからその差が生じるのかというと、それは個人個人が持っている二つの運気です。
一つ目は生まれ持った運気(これは生涯変わらない)。たとえば、火星が悪い形で激発しやすい運気を持っている人は、この時期に自ら破壊的な行動に出る危険性があるのです。つまり、スイッチが元々入りやすいわけです。
二つ目は、年運というのか、今現在の運気の中にそうしたスター・エフェクトとシンクロしやすい運気がある場合。火星が太陽や月に対して、非常に悪いアスペクト(角度配置)を作っているというようなケースです。こういう運気が自分に来ているとしたら、今空を巡っている火星が悪しき作用を発揮する時期に、シンクロしやすくなってしまいます。

一つ目と二つ目を両方持っている場合、凶意はかなり強く、よほど自制しないと、大きな問題が発生してしまう可能性があります。

私はこの非常に危険な時期に、やはり波乱を経験しましたが、ある意味、このスター・エフェクトを予期していた部分もあり、危険な時期を終始冷静に乗り切ることができました。
もともと火星は私に力を与えてくれる星で、私にとって悪影響は出にくいはずなのです。たとえば、火星が示す事柄の中には、自動車やバイクもあるのですが、私が江戸川乱歩賞を頂いた「風のターン・ロード」はバイク、ライダーの物語でもありました(まあ、決してそんな計算をして書いたわけではないのですが)。
ともかく、
天を知り、地を知り、人を知る。
今後もこの姿勢は変えずにやっていきたい。

土浦市の事件ですが、この事件を私は車の中のラジオで聞きました。
「うわ、スター・エフェクトがこんな形で出たか……」
そう思っていると、目の前にいる車のナンバー・プレートが「土浦市」でした。
岡山の私の住んでいる地域で、「土浦市」のナンバーなどほとんど見かけることはありません。
まるで、「そうだ」と何者かが告げるように。