太陽系に新惑星? |  ZEPHYR

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「神戸大学のパトリック・リカフィカ研究員と向井正教授らが、2月27日に海王星よりも外側の軌道に地球の30~70%の質量を持つ未知の惑星が推定できるという発表を行いました。

太陽系外縁天体の軌道分布や変化をシミュレートした結果、そのような惑星の存在を計算上、想定できるのだそうです。うーん。これは実に興味深い。
天文が者たちがその気になって発見に乗り出せば、ここ10年以内に発見される可能性も高いという。
冥王星は惑星から矮惑星に降格されましたが、その新しい推定天体は国際天文学界が定めた惑星の基準を満たす可能性が高いということです。

だとすれば、これは占星学上も非常に興味をそそられます。
太陽系のはるか外縁に出現する新たな惑星。
発見されたとき、どのような神々の名が与えられるのか。

名が与えられたとき、その星は生命を得る。占星術上の生命を。
もしかすると、その星の力が発動されれば、人類が3分の1になるといわれるペルセポネーとなるのでしょうか?
今、ペルセポネーは冥王星と同じエッジワースカイパーベルトの中にある、ほかの矮惑星に候補となっている星があります。1992QB1と2003UB313です。
後者は暫定的に、占星術家の間では「エリス」と呼ばれていますが、これもトロイの戦争の元凶となったリンゴを神々の宴に投げ込んだ女神です。
しかし、1992QB1のほうが暫定的にペルセポネーの名が与えられていますが、もちろんこれは決定ではない。国際的に名が正式に与えられたときこそが、その星の真の誕生となるはずなのですが……。

個人的な勘に過ぎませんが、この新惑星はここ2~3年のうちに発見されるのではないでしょうか。
そして本当にペルセポネーの名が冠されるかも知れない。
惑星降格されたかわいそうなプルートーに、妃を与えるために。