一昨日は運転免許の更新手続きに、最寄りの警察署に出向きました。
皆さん、知ってますか?
今年から運転免許証が変わるんですよ。今までより少し厚みが増え、ICチップが埋め込まれ、そこに個人情報が記録されるようになるんです。
ただ、免許証は身分証明としての機能が大きいので、なにもかもチップに隠してしまうのではなく、顔写真、住所、免許の資格条件などはそのままです。本籍地はチップに内蔵されるそうです。
免許証が刷新される理由は、偽装を防止するためだそうです。
しかし、見た目同じようなものは作れるんじゃないの? という疑問も。
ともあれ、そういう情報を事前に聞いていたので、12月の誕生月には手続きに行かず、今年に入ってから更新に行きました。
もちろん、新しいタイプの免許証、手に入れたいからです。
ただ一回、違反があるので、来月の講習を受けてから入手ということになりました(ちぇっ)。
その違反にしても、その道では常識的に皆が出している速度で捕まったもの。
警察はそういう普通の一般市民を狙った取り締まりを減らし、もっと悪質な違反、危険な違反の取り締まりを強化すべきだ!
たとえば信号無視、暴走、飲酒運転、交差点でウインカーを出さない、進入禁止の逆走、悪質な違法駐車……いくらでもある。
見るからに暴力団かそれに準ずるような車両の違反は、パトロールしていても見て見ぬふり。警察のパトロールカー自体が、一時停車を守らない。こういう風景は、町でよく見かけるゾ!
自分たちの違反は誰が取り締まるんですか?!
と、問いかけたくなる。
警察がしている取り締まりには、実に無意味なものも多い。
一時停止で以前は取り締まっていた場所があるのだが、その場所は視界が利く合流なので、いつの間にか一時停止線や表示は取り払われてしまった(それ以前に捕まった人は、どうなる?)。
時速50キロメートル制限でスピード違反の取り締まりをしていたが、やがてその道は表示が取り払われ、一般公道の制限速度60キロメートルになった(さっさとそうしていれば良かったじゃないか)。
人間だから、社会的な決まりは守らなければならないと思う。決まりは決まり。
だから、私も「15キロオーバーですね」と言われたら、神妙に切符は切られます。
しかし、それぞれの署に課せられたノルマ(知ってますか? 取り締まり件数のノルマがあるんですよ、これが。保険の成約件数じゃあるまいし)をただ達成するためだけの、市民いじめのような取り締まりには、やはりどうしても疑問を感じてしまう。
もっとましな仕事をして欲しい。
運転免許の更新時にも、安全協会への協力金を申し出られるのだが、今回は辞退させて頂きました。
千何百円のお金が惜しいのではなく、警察官僚の天下り先になっているその協会に、お金を支払う意義が見いだせないからです。
以前、この申し出を断ると、警察署ではかなりしつこく「皆さんして下さってるんですけどね」と、出さない人間を悪く言うような対応でした。強制ではないが、半強制。そんな対応は、今はさすがに天下りが問題視されていて引っ込めたようです。
こういうのも、なんだかなあ、という気がする。