火星の質が荒れ狂っています。
パキスタンでは暴動による治安悪化を理由に、総選挙が延期されました。
暴動による死者は、すでに56人に達しているとか。
またケニアでも昨年12月27日の大統領選以降、暴動が続いている様子。暴動を逃れて住民が避難していた教会が放火され、50人が死亡したとのこと。
暴力だけでなく、火星の「火」の質も表面化してしまった。
日本でも神奈川県藤沢市の旧モーガン邸が全焼。放火の疑いが濃厚です。
前にも書いたように、火星と土星が強烈に作用する配置は、7月末まで続きます。
皆さん、事故や火災には十分に注意して下さい。
また1月26日は「冥王星の家移り」、第一回目が起きます。冥王星が星座の境界をまたぐ前後の期間は、注意が必要です。この時期に遠出される方は心の隅に置いておいて下さい。日常的には非難グッズなどを用意しておくとか、懐中電灯やロウソクをいつでも出せる状態にしておくだけでも違うでしょう。貴重品袋を作っておくとか。
何事もなければそれでよいですし、笑い話で終わります。
またこのスター・エフェクトが発生するのは、日本ではないかも知れません。日本で発生する場合は、やはり地震が一番心配されますが、海外の場合には天変地異の他、大きな争乱や戦争の拡大といった形をとるかも知れません。
昨年から私はインドに注意をということを言ってきているのですが、パキスタンと国境を接するこの国にも注目です(スリランカも)。
ヨーロッパでは、ギリシアやローマなど西洋文化の源泉地付近が今年は気になる場所です。
なぜかというと、今年は伝統文化や権威にまつわるものや土地に、良い意味でも悪い意味でも注目が集まるのではないかと読んでいるからです。
ずばり古代遺跡のあるような土地。
そういう理由で、中近東ではトルコ、エジプト、イスラエル、やはりイラク、イランは外せない場所。
アジアでは中国。アンコールワットのあるカンボジアとか。
マヤやインカの遺跡のあるメキシコ、ペルー、チリなど。
パキスタンに関して言えば、インダス川流域の有名なモヘンジョ・ダロの遺跡があります。
モヘンジョ・ダロは古代の戦乱で焼けただれたようになった廃墟です(古代核戦争があったのでは、という説もある)。
パキスタンが保有する核との関連を想起すると、ちょっと寒気がします。
日本は世界最古クラスの「王室」がある国です。
エチオピア、そしてイギリス。
こういった伝統を重視する国にも、なんかの注目が集まるかもしれません。
悪いことばかりではなく、良い意味で見直される可能性も。
いずれにせよ、この不穏な空気に満ちた2008年の前半が、大禍なくゆるやかに過ぎていくことを願います。