共鳴する星 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

このところ、やたらとプチ・シンクロニシティを体験している。
どういうのかというと、たとえばセルフのスタンドでガソリンを給油している。ノズルが止まる。それから完全な満タン状態に近づけるために、さらに少し足し、給油をやめる。
ふと見ると、給油したガソリンが、33.33リッターだった。
とか。
あるいは別な日、同じようにガソリンを給油していると、今度は金額が2,777円になっていたり、また仕事でその日のレジ精算をしていると、普通は一致することなどない、朝食のクーポンと夕食のクーポンの金額が、たまたままったく同額になっていたり(単価がまったく違うので、普通あり得ない)、一日のある形式の売り上げが二件あり、その合計額がたまたまぴったり10万円になっていたり、という具合である(これも普通あり得ない。たとえばあなたが誰かと食事に行き、それぞれに好きなものを適当に頼んだら、二人の支払額が、\5970と\4030で、合計\10000円ちょうどだったというようなケース)。
一つや二つなら、偶然そういうこともあるさ、で済む。が、立て続けにこういうことがあると、なんだか奇妙な気分になる。
こういう現象について、ちょっと前に見たTVの中で、江原啓之さんが「それは今勘が冴えているというサインです」というようなことをおっしゃっていた。
真偽は別にして、これは信じてもいい話だと思った。
なぜなら、信じても損はないからだ。信じたら、積極的に行動できる。より自分にツキがあるような感覚を持てる。
不安に駆られて、悲観的な未来像を描くより、いい情報を選択して、楽観的希望的な未来を描いた方が、精神的にもいいに決まっている。

そんな流れの中で、私は一人の若者Hに出会った。
この出会いが、どういう意味を持つか、まだ結論は下していない。いや、一人の人物との関わりの結論など、死ぬまで下せないだろう。
しかし、暫定的な結論というのはある。
その暫定的結論さえ、まだ下せない。本人に、そこまでの自覚と用意がないからだ。

だが、私は直感した。
Hとは出会うべくして出会ったと。

北斗の星は不思議と呼び合う。
そんな出会いなのだろう。