ただいまと言うために |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日来、個人的に、メールや言葉で励ましを頂きました。
転職騒動ははなはだ見苦しいものでしたが、これをこの場で触れたのも私です。
私は根本的にプラス思考ですから、物事の良い面、人の良い面を見ようとする性癖があります。我が身に生じた苦境も、自分の都合の良いように考え、消化してしまおうという考えがあったことは確かです。そうやって冗談めかしても、体験した出来事の苦さを緩和していこうと思ったのでしょう。
私の精神も鋼でできているわけではないので、あるレベルを超えた出来事には傷つきます。苦しみます。

そうした私の心を癒してくれたのは、SKホテルに結果的に戻ることになった私を、めいっぱいの笑顔で迎えたくれたIさん。
このブログを読んで、コメントには書き込まずに個人的にメールをくれたAさん。
ZEPHYRスタッフの仲間。
「恥ずかしながら帰ってきました」と挨拶をする私に、みんな、「お帰りなさい」と笑顔で言ってくれたSKホテルのスタッフとK紹介のスタッフ。
私のまわりには「愛」がいっぱいあると実感させてくれた方々。

ありがとう。
ありがとうございます。

なにより、どんな辛いときも、たとえ私に対して怒っているときでも、私を愛してくれている家内。
どんなときでも、あなたの愛が私の芯です。
それなくして過去も現在も未来もない。

今回、私は多くのことを学びました。
ZEPHYRの運営上のことでも、今回の出来事は多くの学びがありました。
それについては、またおいおい書いていこうと思います。

体調はほぼ戻りつつあります。
たった四日間の勤務で、身体がすべて元に戻るはずもないのですが、それでもずいぶんと慣れてきました。この分なら、停止中の「リメンバー」もすぐに再開できるはず。

そうして思うのは、次は小説の世界で「お帰りなさい」と言ってもらうことです。
私はここ十数年、第一線を離れています。
それには理由もあったはずですが、原因さえ把握しておけば、過去にとらわれる必要はない。
良いものを書けば、おのずと道は開ける。