阿蘇の懐にて |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

べたべたに疲れていたはずなのに、きっちり6時間で目覚めるあたりが、日常の延長。

これは阿蘇の外輪山の内側の町、阿蘇町のとある宿で書いています。
パソコンなど借りられなくても、モジュラー線いけるので。

昨日の走行距離は、およそ600キロメートル。
ざっと岡山・東京間に匹敵する距離でした。
私たち夫婦の旅は、だいたいいつもこんな感じ。
女房もよく文句も言わず、ついてきてくれる(それも楽しそうに)(いつかもっと楽でゴージャスな旅をさせてやるから)。

さて目的地の第一、宇佐神宮の印象。
来て良かった! そう思いました。
到着時刻はまだ暑く、汗を流しながらの参拝でしたが、いくつかわかったことがありましたし、なによりも「歓迎」して頂いたように思いました。
おみくじも「中吉」。良いことが書いてありました。

SKホテルを辞め、今は大分に戻っていらっしゃるKさんからは、「とり天」を勧められたのに、食べる機会がありませんでした(残念)。
なぜかというと、高速道路を降りて福岡の行橋のあたりで昼食にラーメンを食べたのですが、その時刻がちょっと遅かったため(その後、メールでとり天を勧められた)。
そして宇佐を後にして、阿蘇にすぐ向かったので。
次はもっとゆっくり来たいものです。
しかし、行橋で食べたラーメン、本格的なとんこつスープだったが、うまかったんだ、これが!
私はラーメン大好き人間ですが、とんこつオンリーは、あんまり食べない。醤油とんこつとか好きだけど。
岡山で豚骨オンリーで、あまり美味しい店に当たったことがないからでしょうか。
しかし博多ラーメンは好きなんですよ。
行橋で当たったラーメンは、とんこつの真っ白スープがぜんぜんいやみじゃなくて、もやしたっぷり白ごまたっぷりの、そこに紅ショウガや高菜をトッピングしての、うまみたっぷりスープでした。そこに細身のストレート面が…。

おっと、ラーメンのことばかり書いてしまった。

宇佐を後にして、阿蘇に向かう山道。
前方の山々で、雷光が。
そして雨。
さすが雷雨男の面目躍如。しかし、家内の「晴れ女パワー」はすさまじく、家内と旅すると車を降りるときになると、たいてい雨はやんでいる。
険しい山道を越え、阿蘇町に。
予約も何もしてない旅なので、とりあえず宿を決めないと。
なんとかその目星を付け、今度は夕食をどこで取るか、探しているときでした。

「虹虹虹!」
家内が前方を指さして叫びました。
なんと、ちょっとだけですが虹が出現(午後6時25分)。
この旅に、さらなる吉兆の予感を抱きました。

さあ、今日は九州第二の目的地へ。
この阿蘇の懐から出発だ!