フォーシーズンのYさんからの依頼の新作が、今、山場を迎えている。
原稿用紙にして、あと10枚くらいのものだろう。
すでに主要な部分は書ききっている。後はいかにタッチダウンするか。
どのような作業でも、仕上げの部分が重要だ。
いかにいい仕事をしても、仕上げが不十分だといけない。
革新的なヘアスタイルを考案して髪をカットしても、仕上げが悪ければ、ただの雑で奇妙な髪型になってしまう。
ここからがさらに微妙な仕事だ。
だが、この仕事は本日、14日中にはあがるだろう。
これまで私自身、体験したことの無い、画期的な物語となった。
それだけは間違いない。