一万八千四百八十回に一度の奇跡 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

またまたすごい出来事に遭遇。


昨夜のこと。ある父親、息子、そして今度その息子さんが結婚する相手の女性という三人の占いを成り行きですることに。

その父親は占いというものにやや懐疑的だった。

まず占星術で鑑定を行い、次にカードを使った。

展開された最初のカードは三枚。そして補足的にもう一枚だけ展開し、合計四枚だった。


次に息子さんとそのお相手。占星術でも性格や二人の問題点など、びしばし的中させた後、カードを。

すると・・・・・・。

なんと最初に展開された三枚。

それは父親とまったく同じカード三枚で、正逆の配置に至るまで、まったく同じだったのだ。

質問内容が異なるので、四枚目だけが違っていた。


しかし、これにはみんな絶句。

この親子、非常によく似ている性格なのだ。

そして二人が抱えている問題が、それぞれ違う質問ながら、同じカードによって答えが示された。


単純に考えてほしい。

大アルカナのカードは22枚。

最初に同じカードを引く確率は22分の1。

次に同じカードを引く確率は21分の1。

次は20分の1。

つまり22×21×20=9240。

しかもそれぞれのカードに正位置と逆位置があるので、さらにその倍。

18480回に1回しか起こりえないことが連続して起きたのだ!


これには一同、絶句した。


次に彼女の方の占いをして終わったが、そのときには父親の懐疑はかなりの度合いで払拭されていたようだ。なぜならやった占いすべてが筋が通っていて、全員が納得する結論だったからだ(当然ですが)。


しかし、すごい。

凄すぎる。

カードの見せる奇跡はまだまだ終わらないようだ。