タロットの力をまざまざと見せつけられることが最近多い。
カードに現れたことが、不思議なくらい状況を言い当てていたり、また未来を鋭く予知していたりするのを、ずっと目撃し続けている。
自分に関することでも、数日前にカードで予知していたことが、昨日、現実化するのを体験した。
普通に生活していたら、絶対に予知できない類の出来事だった。
たとえば空から何か降ってくるといったような出来事だからだ。
しかし、カードはまさに「思いもかけない急な変化」「天意のもたらされ」「奇跡」などの暗示をすでに示していた。だからその出来事が起きたとき、私は素直に「ああ、これがそうだったんだ」と納得してしまった。
タロット・リーディングには知識はもちろん、センスと直感が必要だ。
それが非常に冴えてきている気がする。
もちろん慢心はいけない。
カードに嫌われる。
しかし、今使っているカードにはなぜか強い信頼感と親近感の両方を感じている。
カード達が友達のように思えるのだ。
それにしてもなぜ人間には、このような力があるのだろう。
なぜカードでこんなにも現実を見抜き、未来をも予知することが可能なのだろう?
宇宙には「スター・ウォーズ」でいうような「フォース」が満ちあふれている。
それが最先端物理学の到達しつつある世界観で、その中では私達は1人1人、個別に存在しているのではない。
みなが繋がっている。重なり合って存在している。
空虚や孤独を感じることがあっても、人は孤独でない。
カードはそのことを教えてくれているように思う。
でなければ、その「力」の源泉を説明できないように思う。
その力とこの世界を成立させているものはきっと同じで、それはきっと「愛」と同質だと思う。
バラバラのタロット・カード。
でもそれは一つ。
それがアルカナ(秘儀)。