近況 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

多忙である。

勤め先も含め、小説、占いと「二足のわらじ」ならぬ「三足のわらじ」を履いているためだ。

これはゆくゆくは小説と占いだけで食っていこうという計画があってのことで、接客業であるその勤めはやがては辞めるつもりだ。

なぜか?


前回にも関連したことを書いたが、これがやはり「好きなことをして生きていこう」と決意したからなのだ。

自分が大好きなこと、それは自分にとってとても重要な意味を人生の中で持つはずなのだが、普通はそれを隅に追いやって生活のためだけにただあくせく働いている。

「そんなの当たり前じゃん」

「仕事が楽しいなんて思うな。どんな仕事でも辛いのが当たり前だ」

そういう訳知り風な説教は、よく耳にするが、私はそうは思わない。


確かにどんな仕事でも辛いことはある。小説や占いもそうだ。

ただ、この二つをしているとき、私は楽しい。我を忘れて没頭できる。

それにどちらの仕事も、ある意味、人の役に立てる。

やりがいがある。

それで収入が得られれば、それに越したことはない。


だから大好きなことだけをやっていけるようになろうと決意したのだ。

勤め先のようにハードで時間の大半を奪われ、人間関係も悪く、経営も傾く一方の職場にいつまでもとどまって、家族と過ごす時間もわずかで、休日が合わずに何もしてやれないという暮らしが、自分にとっていいはずもないと確信している。


ただそこから逃げ出すのではなく、今はとにかく好きなことを拡大させていくんだというポジティヴな気分でいる。

これが重要なことだと思う。去年まではどうしてもそこには至れなかった。


今年の夏、ふっと肩が軽くなるのを感じた。

そして占いの仕事も増え、小説の活動も活性化してきた。

何か自分を押さえつけていた重圧が取れたような。


これからもっとどんどん軽くなろうと思う。軽くなって楽に生きていこう。

楽に生きていくというのは、楽しく生きていくということだ。

シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)がこのごろ増えている。

不思議な出会いもある。

必要とする知恵を与えてくれる書物との出会いも。


だんだん面白くなってきた。