最近はまっているもの |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

最近はまっている漫画がある。

週刊少年ジャンプに連載中の「デスノート」である。

もっとも雑誌は私はあまり買ってまで読まない(集英社さん、ごめんなさい)。

雑誌を買うと、それでなくとも本の山に埋もれている部屋が、さらに収拾がつかないことになるからである。

単行本になった時、買って、一気に読む。


原作が大場つぐみさん、漫画は「ヒカルの碁」などの小畑健さんのコンビで連載中のこの漫画、とにかく設定が面白い。

死神の世界から人間界に落とされた「デスノート」、このノートに人間の名前を書き込むと、その人間を殺すことができる。顔を知っていなければならないとか、その他、様々な条件があるのだが、そのノートを手にし、神となって世界を変えていこうとする若者、夜神月(ヤガミ・ライト)と、それを阻止しようとする世界的名探偵〈L〉との推理合戦、心理戦が面白い。

近年、個人的にこれほどはまった漫画はないように思う。


話の内容が「殺し」だらけで、こんなの少年誌に連載していいの? と思いたくなるようなシーン、ストーリーの連続だ。

現在、話は二部に入って、夜神月と対峙するのは、〈L〉の跡を継いだ〈ニア〉と〈メロ〉、二人の背後にはそれぞれ大きな組織や国家などが存在し、もはや国際的なノート争奪戦といった様相を帯びてきている。


夜神月は世間的常識良識に照らせば、あきらかに「悪」なのだが、心情的には応援したくなってしまうのは、やはり主人公への感情移入のなせる技だろう。私はテロや殺人を容認する人間ではありませんが。


ともかく全く予断を許さないこの漫画、今後の展開と共に主人公がどのような末路に至るのか、その結末を楽しみにしている今日この頃(第8巻読了後の感想)。