昨日、3月17日放送の『そこまで行って委員会NP』。
制作は在阪キー局の読売テレビ。
種々のエンジンの検査の不正で揺れているトヨタ自動車について
トヨタの大企業病も来るところまで来たな、という感触を得ました。
トヨタの看板というと『改善』「カイゼン」。
製造現場の声が上の方に上がって行って改善されるものと信じていました。
あるとき豊田章男さんがトヨタは今に安住しない。
「NEXT ONE」に期待してほしいと。
これは、あなたが良いと思う映画は何かと尋ねられた
チャールズチャップリンが答えた言葉を引用したと
記者会見で説明したそうです。
昨日のそこまで行って委員会NPに出演されていた
日本チャップリン協会会長の大野裕之さんが
チャップリンはこんなことを言っていない、と。
私もチャップリンの名言格言23選
metalife.co.jp/business-words/2524/#1
というサイトを見つけたので調べましたが
「NEXT ONE」という言葉あるいは趣旨の発言は見つかりませんでした。
これだけなら、
豊田章男さんの勘違いで済むことですが、これには続きがありました。
大野さんがとある講演会でこのことに触れたら、
取り消してほしい、だったか言わないでほしいだったか
いくばくかの金額を提示して言ってきた
会社だったか個人だったかがあったそうです。
もちろん断った、と。
だからテレビで言ったんでしょうけど。
おそらくトヨタ自動車の秘書課あたりが
社長の想いに忖度して大野さんに圧力をかけてきたんでしょうか。
『カイゼン』がトヨタの新しい看板なら、
社長が勘違いしていました改善させます、
くらいのことを言う秘書課でないと
今後トヨタの大企業病はますます悪化してしまうでしょう。
これは大野さん、
この委員会の常連の須田慎一郎さんが口をそろえて仰っていました。
次いでながらヤミ金融ジャーナリストの須田さんと大野さんの遣り取りから
トヨタ側の提示してきた金額は3億円未満だったようです。笑止!