雪遊びといえば?
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大学の時の先輩、大阪出身でスキーは上手でした。
上手でしたがそれは大阪の中での話。
スキー部に入部したら周囲は北海道出身者ばかり。
種々の高度な技術を持っていても北海道出身者にはかなうはずもなく、
ひたすら体力が要求されるクロスカントリー要員に。
大阪では雪は降っても積もることはめったにありません。
雪遊びってとても珍しいものです。
北海道で学生生活を始めて、初めての冬。
下宿していた札幌近郊の石狩地帯は道内でも有数の豪雪地帯でした。
雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしました。
そこでふと気が付きました、雪国の連中はいない。
雪だるま作って雪合戦しているのは一年生だけ、それも出身が北海道民の言うところの『内地者』だけ。
そして『内地者』でも上級生になると雪は見るのも嫌。『内地者』でも東北地方や甲信越地方出身者はいませんでした。
そして大阪から行ってもう一つ知ったこと。
北海道民はみんなスキーとスケートができる訳ではないこと。
同じ下宿の日高地方出身の友達、スケートは上手でしたがスキーはしたことがないと。
理由は通っていた小学校や中学校の周囲の降雪量です。
良く積もっても30センチ、『内地者』の私から見たら大雪ですが、その程度の量の雪ではスキーは危険。
で、体育の時間はもっぱらスケートだったそうです。
石狩地方の札幌出身の同級生はスキーとスケート両方できましたから地域差があるようです。