進化・進歩を感じることは?
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生物学的な意味での進化とは特殊化といっていいと思います。
恐竜が闊歩していた地球に隕石が落下して恐竜のうち大型のものは滅びて、小型のものは鳥類となって進化を遂げました。
同時期、恐竜に捕食される側にいた哺乳類の先祖は今のネズミくらいの動物でしたが、恐竜がいなくなったことで爆発的に増えました。
そしてそれからざっくり6千5百万年、いまに至ります。
太陽の周りをまわる地球という星は長期に安定した進化を遂げるには不向きのようです、この場合の長期は数億年という時間です。
いずれ何らかの天変地異で今の生態系は破壊され、生態系ができると思います。
脳ということだけに着目すればイカやタコの仲間かもしれません。
タコの吸盤はその一つ一つを神経でコントロールしているそうです、ホモサピエンスは10本の指をコントロールしています。
タコは一本の足に約200個の吸盤があるそうです。ということは全身で1600個の吸盤がありその一つ一つを別個に制御できる。
脳が大きくないとできないことです。
タコの筋肉が進化の結果、十分に発達して陸上に出てもその体重を支えることができるようになれば、タコのような頭足類が今の哺乳類の立ち位置に来るかもしれません。
ところで
奇蹄目の馬は人間でいえば中指で立っています。
偶蹄目の牛や豚は人間でいえば中指と薬指。
ほかの指は退化してしまいました。退化は特殊化、つまり進化です。
人間つまりホモサピエンスの脳が大きくなったのは大きくなる病気、という言い方は変ですが、脳が大きくウィルスに感染、つまり脳みそが大きくなる病気にかかったという説があります。
新型コロナウィルス感染症の症状の一つに考えがまとまらないというか脳に霞がかかったようになる、ブレインフォグがあります。
このブレインフォグが広がればヒトの進歩の妨げにはなるでしょうが、一種の進化という見解は成立します。
隕石の衝突にしても新しいウイルスの蔓延にしても人智を超えた見えざる手で進化は起こっている、ということかなと思います。
禅問答のようですが『あるがまま』に受け入れるしかないようです。