今回は初めてのエジプト。初めてのアフリカ大陸、初めてのイスラム教国で興味津々でした。

 

でも、戦争中の国でもあり心配でもあります。

 

空港の施設は写真撮影禁止でしたので撮影はしていません。

 

滑走路の端には丈夫な掩体壕に守られたジェット戦闘機が駐機していました。これが世界的に普通だそうです。

 

ジェット戦闘機を薄い屋根の格納庫に入れている国は三か国だけ。

 

生産国の米国、資金が潤沢ですぐに購入できるサウジアラビア、そして日本だけ。

 

 

 

 

エジプトは戦争中で、過去には重要な観光資源である遺跡でテロ事件が起こりたくさんの人が亡くなったこともあります。

 

そのためか遺跡の入り口などに迷彩色の制服を着た軍人と機関銃を積んだクルマが止まっています。

 

空港ではチェックインカウンターにたどり着くまでに手荷物は3度のX線検査、私たちは靴を脱いで3度金属探知機をくぐってチェック。

 

空港から出るときも警察の許可がないとバスは発車できません。

 

 

 

ホテルでもクルーズ船でも熱いお湯がふんだんに使えてとても快適でした。

 

添乗員さんから水道水は飲むな、歯磨きもペットボトルの水でと念押しされましたのでそうしていました。

 

それで、念のため生野菜のサラダは避けていました。でもジュースは飲みましたし帰国後もお腹は大丈夫でした。

 

そういう点でもエジプトは先進国と言えます。(メキシコとキューバではおそらくジュースが原因でお腹を壊しました)

 

米国を事を構える国だけのことはあるなと、妙なところに感心しました。

 

 

 

お手洗いは公的施設を除けばほぼ有料、一回10エジプトポンドです。1月24日のレートでは1エジプトポンドは4.76円。

 

お手洗いの使用料は一回50円ほどの感覚です。

 

物売の子供の掛け声は1米ドル。

 

ガイドのサム氏の説明では義務教育の授業時間が短く冬休み・春休み・夏休み休暇が長い。

 

教師は薄給を補うため休暇中は学習塾でアルバイト。

 

親は子供の教育に熱心な親とそうでない親に分かれ、熱心でない親は子供を物売りに。

 

サム氏は4人の子供を学習塾や家庭教師につけているそうです。

 

 

 

エジプトの国民性が関係しているのかもしれません。

 

スフィンクス、エドフやルクソールの神殿は砂に埋もれていたのをヨーロッパ人が掘り起こしました。

 

カルナック神殿の敷地内にあるモスク、砂に埋もれた神殿の付属施設だったものをイスラム教徒がモスクとして使っていました。

 

カルナック神殿が発掘されるまではその付属施設の4階の窓を出入り口に使っていたそうです。

 

当時のエジプト人は下に何か埋まっているということには気が付いていたけど、掘り起こしてみようという好奇心はなかったようです。

 

ナイル川が年に二回氾濫して上流の土砂が堆積するとします。一回の氾濫で5mmの土砂がたまったとして二回でⅠcm。

 

それを4千年繰り返せば40m、カルナック宮殿のモスクはそうやって砂に埋もれていったのだと思いますが、砂をどけようという発想はなかったのかなとも思います。

 

ミイラについても王様のミイラを作るときに内臓を取り出しますが、中には癌を患っていた王様もいたと思います。

 

内臓に付いたこの塊(癌など)は何か、調べようという好奇心は持ち合わせていなかったようです。

 

 

 

今回のエジプト旅行の目的の一つは2泊3日だけでしたがリバークルーズ体験。

 

クロワジーヨーロッパやルフトナークルーズと食事について比較するのは無理ですが、でもリバークルーズの雰囲気は味わえました。

 

アスワンからエドフ、ルクソールへの移動。バスの移動なら相当疲れたと思います。リバークルーズは楽でいいです。

 

漠然と抱いていたリバークルーズへの憧れ、計画立案に向け着手します。

 

小切手帳が悲鳴を上げています。