去年の今頃、青果店の店頭でよく見たもの。
台湾パイナップルです。
いま、ほとんど見ません、並んでいるのはフィリピン産のパイナップル。
台湾製は芯まで柔らかく食べることができます。
数年前、隣の赤い大陸のプーさんが台湾パイナップルに害虫が付いていると全面禁輸に。
それなら食べて台湾の蔡英文さんを支持しようと買って食べていました。
今年は正月が明けて暖かくなって来ても台湾パイナップルは店頭に並びません。
大陸の赤い隣国の人民の支持を得るためには台湾パイナップルを輸入せざるを得ない状況に陥っている、だから禁輸を解いた。
丁度うまい時に日本のALPS処理水の海洋放流が始まった。
そのうちこっそりと禁輸措置を緩めて日本産の魚介類の輸入が再開されます、時間の問題です。
もともとあの国は川魚を食べる国。川魚には寄生虫が多く、日本では『洗い』にするのはそのためです。
淡水魚を油で揚げて食べる文化がもともとある国で、生の海産魚を食べるのは都市部在住の高所得者。
それらの高所得者よりももっとリッチな人々は日本に旅行して魚を食べています。
日本に来た旅行者のインタビューでは、気にしていない、あれは政権のポーズとはっきり言いきりました。
翻って大陸のニュースの街頭インタビューで日本の魚は怖いと言っているのは、
党幹部の関係者か日本の鮮魚料理を口にしたことのない階層の人民と考えられます。
後者の階層の人民は自国の原発の方がより多くのトリチウムを排出していることは知らされていません。
禁輸で困った困ったというニュースを報じるのではなく、
どこそこの国が高く買ってくれるようになった、とか。
どこそこの国で魚の調理法の講習会を開いて日本の魚を紹介したら日本からの輸出量が増えたとか。
そうすれば、禁輸措置による嫌がらせが効果はないし高所得者の反発もあるしでこっそりと輸入が開始されると思います。
でも大事なのは、あの国の国情です。
貿易相手としてはリスクが大きい国ですから、これを機会に輸出先の多様化を図るべきだと思います。