旅先で出会った忘れられない味。

 

いろいろありますが、直近では五島列島へ行った際の投宿先『コンカナ王国』の

 

朝食バイキング。

 

「こんかな王国」自体はたいしたことない宿泊施設。

 

ヤマハの直営だったころの

 

三重県の「合歓の郷」とか

 

沖縄県小浜島の「はいむるぶし」

 

のパクリというか二番煎じというか廉価版というか。

 

とにかく作りが安っぽく、

 

大陸からの観光客が喜びそうでした。

 

晩御飯もまあ、こんなもんかな、レベル。

 

でも朝食のブッフェで供された『地魚の漬け』。

 

 

これは、また食べに行きたいくらいに美味しいものでした。

 

ameblo.jp/zephir153/entry-12744106032.html

 

市場には出せない地魚を丁寧に下ごしらえして少し甘めの醬油に漬けこんでありました。

 

こればかりを何度もお代わりして、最初は小鉢、次は丼に。

 

魚をお美味しく食べる術を知っているからこそできるお料理。

 

最初、ボウルに入っていてめいめいでよそうのですが、

 

醤油に浸かっていて色が悪いし、

 

魚の身のブツ切れみたいなのばかりなので

 

少々気味が悪かったので最初は小鉢に少しだけ取っていただきました。

 

で、前記の通りお代わりは丼で。

 

見てくれが悪いから朝に出てきたのでしょうけど、

 

今度行くときは、夜にワサビを添えて小鉢に盛って。

 

可能なら私のところだけ丼に山盛りで供していただけたらともいます。

 

朝からは無理ですが、夜なら日本酒にとても合うと思いました。

 

朝の連ドラ「舞いあがれ」ではこういう地元の料理が紹介されないのはとても残念です。