昔は夏が好きでした。
長い夏休み。
夏休み直前のホームルームでは勉強は午前中の涼しいうちにしましょうとか、いろいろ。
でも、いまは、朝窓を開けたら暖かい風が入ってきます、そしてどんどん気温が上昇し夜中でも暑い。
そういう訳で夏はだんだん嫌いになりました。
先日、にっぽん丸で青森の三内丸山遺跡に行った際、ガイドの方に教えていただきました。
三内丸山遺跡が寂れた理由は気温の低下。
気温の低下で植生が変わって食物の採取が困難になってきて、少しずつこの集落を離れて南の方へ移動したためだそうです。
この遺跡が栄えた頃はもっと暖かだったそうです。
今の気温がもう少し上昇すれば三内丸山遺跡が栄えた頃の気候になるという事です。
そこで思い出したことがあります。
地球物理学者の竹内啓先生がNHKの教育テレビでお話されていたこと。
竹内先生がご存命だったころから地球温暖化の傾向が見て取れました。
その時、仰ったことです。
仮に、地球の平均気温が3度上昇したら、赤道付近の降雨帯の幅がグッと広がります。
その結果、今は砂漠のサハラ砂漠やゴビ砂漠、中東の砂漠、北米のアリゾナ砂漠は緑の大地に変わる。
食糧生産地の地図が大幅に書き換えられます。
国際紛争の根底にあるのは自国民にきちんと食べさせられるかどうかです。
いま地球が温暖化して困るのは、日本を含むいま繫栄している地域の国々です。
地球の温暖化を二酸化炭素やメタンガスの排出を抑えることで防ごうという考えに反対はしません。
しかし電動自動車を開発・製造する際に発生する二酸化炭素、
充電するときに元の発電所から発生する二酸化炭素を算入したら
ガソリン車の方が二酸化炭素排出量は少ないという試算結果があります。
肩ひじ張って地球温暖化に抗うよりも成り行きに任せたらどうなるかという試算をする学者はいないのかと思います。
竹内均先生が指摘された条件。
つまり地球の平均気温が3度上昇し、赤道降雨帯が大幅に広がった時。
いまの砂漠地帯が緑の大地に変わって、どのような作物が収穫できるのか。
そうなるには、どの程度の年月を要するのか。
ぜひとも知りたいと思います。
