テレホンカード持ってる?

 

一枚だけ、財布に入れてます。

 

でも、公衆電話そのものが少なくなり、使える電話機のあるのは、うちの近くなら阪急電車や大阪メトロ地下鉄の駅だけ。

 

少し前までなら、例えば会社が合併して大きくなったとかの祝い事の通知の手紙の中にテレホンカードが記念品として入っていたことがよくありましたが、今はクレジットカード会社の商品券にとってかわられました。

 

 

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未使用のテレホンカードならそれを電話局に持参して電話料金の支払いに充てることができるようです。手元にあるテレホンカードで未使用というのがなく、電話局までが遠いので一回か二回使っただけのテレホンカードが溜まっています。
 
携帯電話になってから手帳に電話番号をメモしなくなり、覚えている(記憶で架電できる)のは数件です。
 
家族の携帯電話、家、親戚が数件分。
 
風水害で電話網が切れた時でも、緑色の公衆電話は優先的に復旧されるそうで、テレホンカードが対応。
 
頭の電話帳で被害のなかった地域の親戚に電話しておくことにしています。
 
でも、携帯電話が使えない状況で、とりあえず連絡が必要なのはその数件。それだけで十分かもしれません。
 
 
災害で思い出したのですが現在、ラジオ局をAM変調からFM変調に切り替えようとする動きがあります。
 
FM放送は回路が複雑ですが音質がいいし、弱肉強食性があるので混信に強いなど放送局にはメリットが多いし、平時にあっては聴取者もいいことです。
 
でも、水にラジオが浸かったり停電が長引いて電池がなくなったりすると、ラジオはただの箱です。
 
AM放送なら、ラジオの回路は単純です。
 
 
多くのアマチュア無線家はその通過儀礼として鉱石ラジオを作ったことがあると思います。
 
私も小学生の頃、スパイダーコイルを巻いてダイオードとバリコンとイヤホンで鉱石ラジオを作りました。
 
「子供の科学」誌の巻末に広告を出稿していた科学教材社のゲルマニウムラジオのスパイダーコイルの巻き枠などが入ったキットを買ってもらって作りました。
 
長いワイヤーをアンテナにすれば高出力の放送なら受信できます。
 
AM放送のNHK第一放送は高出力ですから、たいがいは受信できます。
 
ここまで読んで、「電池は?」と気が付かれた方、深く読んでいただいてありがとうございます

このラジオ、電源は要りません。エコですし、停電しても大丈夫です。
 
(9月11日 22時30分追記:誠文堂新光社刊の月刊誌 「子供の科学」の毎号の巻末に広告が出ていた科学教材社。潰れたとか社屋のあったところが更地になったとかの情報が錯綜しています。調べたら「ヤフー ショッピング」に出店しています。)
 
有事体制に日本の社会はとても脆弱なことを、今般のコロナ禍で皆さんは気が付かれたと思います。強靭な社会のためにもAM放送のラジオ放送を止めてはいけないと思います。
 
神戸の地震以降、情報発信のため低出力のコミュニティFM放送がたくさん許可されてできましたが、放送設備の堅牢性から言えばNHKのAM放送に勝るものはありませんから。