多くのことに、お客が顧客になるようにリピーター優待制度が設けられています。
クルーズ船でもそうです。
今日、にっぽん丸を運用している三井客船から
ドルフィンクラブの制度を変えると連絡がありました。
今までは一泊当たり2000円相当のクーポン券だけでした。
今後は乗船履歴に応じて会員ステージが上がるシステムに変わると。
一番下のクラスが「ブロンズ会員」、乗船回数は10~19回。
一番上は「マイスター会員」、乗船回数は50回以上。
筆者の乗船履歴は今のところ8回でブロンズクラブに届きません。
外国船の優待制度はもう少し手厚いです。
以下に紹介するノルウエージャンクルーズラインは乗船日数でカウントしてくれます。
乗船回数は二回目から反映されます。
例えば先年、ハワイ4島を回るのに乗ったプライドオブアメリカ、
https://ameblo.jp/zephir153/entry-12430775887.html?frm=theme
カジュアルクラスシップを運用しているノルウェージャンクルーズラインですが、
リピーター優待はこの様になっています。
https://www.ncl.com/jp/ja/ラティテゥード-リワードプログラム概要-iackm/
筆者は今夏、地中海を巡る、チベタベッキア発着のノルウェージャンエピックを申し込んでいます。
クラスとしては「ブロンズ」クラスです。乗船二回目からすでにブロンズクラスとして優待が受けられます。
一番下ですが、それでも部屋にはウエルカムスパークリングワインが届けられるようです。
楽しみです。
昨年の夏、インサイドパッセージの観光のために乗ったホーランドアメリカライン。
https://ameblo.jp/zephir153/entry-12519349542.html?frm=theme
リピーター優待は「マリナーズクラブ」と呼ばれるものです。
https://www.hollandamerica.com/en_US/mariner-society.html
さほどの優待ではないなという感があります。
アドリア海クルーズに乗ったmsc
https://ameblo.jp/zephir153/entry-12460475110.html?frm=theme
MSCのリピーター優待は36か月乗らないとリセットされます。
クィーンエリザベスを運用しているキュナード
https://ameblo.jp/zephir153/entry-12235964160.html?frm=theme
キュナードのリピーター優待は「ワールドクラブ」と呼ばれているものですが、
少々見劣りします。
https://www.cunard.jp/membership/
とはいってもキュナードは初めて乗ったのに、それもインサイドの一番お安い部屋なのに
ウエルカムスパークリングワインが部屋に届いてました。
日本船籍の客船はリピーター優待が薄いと前々から言われていました。
mscは最終乗船から36か月を経過するとゼロになってしまいます。
それでも、外国船のリピーター優待は
三井客船の新たな会員ステージ制度よりは手厚い優待のように思うのは筆者だけでしょうか。
外国船にお客を取られているとの判断があるのだと思います。
確かに、日本近海をクルーズしているコスタクルーズ、mscクルーズ、プリンセスクルーズよりは
にっぽん丸、パシフィックビーナス、飛鳥Ⅱの乗船料は高いのは事実ですが、
にっぽん丸に乗り慣れた家内はコスタクルーズから帰ってきて
開口一番、あの船には二度と乗りたくない、と。
日本船籍の三船のホスピタリティはコスタやmscのようなカジュアルクラスとは比べものになりません。
言葉の事を別にしても遙かに上を行っています。
自信を持ってほしいです。
でも優待制度はもう少し手厚くして欲しいなあ。