8月31日午前9時現在。


和歌山で拳銃を持って立て籠もり事件が続いています。


この立て籠もり犯が何をしたのか、


何故に拳銃を持って人を一人殺めたのか。


報道されていないので不明です。


いつも思うことです。


これが米国なら、立て籠もり犯を説得するかもしれませんが、


人一人を殺め、パトカーに対しても発砲していることから


狙撃部隊がでて射殺されることが多いと思います。


裁判に依らない、死刑の執行とも言えます。


日本の場合は、仮に警察官に死傷者がでても生け捕りして


裁判にかけ、判決が死刑となったら死刑執行です。



識者と言われる人、死刑反対を声高に叫ぶ人たちは


米国の何州と何州ではすでに死刑が廃止されている、


日本も死刑を廃止すべきだと訴えています。


でも、こういう裁判に依らない死刑の執行についてはどう思っているのか


全く語られていません。


物事を論じる場合。


ファクターを一つだけ変えて論じないと議論は成り立ちませんし、


正しい結論を導くことも不可能です。



米国で銃器の個人所有を禁止して


米国の警察も威嚇発砲を主体にして、


容疑者の生け捕りに全力を傾けて裁判にかけるようにした上で


死刑を廃止するか。


あるいは。


日本でも銃器により怪我をした人が一人でも出たり、


あるいは警察官に対して一発でも発砲したら、


即、急所にめがけて射殺する事を一般化した上で


死刑を廃止するか。


複数のファクターをそのままにして論じるのは


時間の無駄だと思っています。