Hitotsuyama Racing 開幕戦岡山予選日レースレポート!! | ZENTsweeties オフィシャルブログ Powered by Ameba

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4月6日(土)公式練習/公式予選


3週間前の公式テストではクラス2位のタイムを記録し、チームは開幕戦の目標として表彰台を掲げてきたものの、レースウィークの金曜日に急遽GTAから「GTA調整値」としてZENT Audi R8 LMS ultraのみ
+40kgのウエイトを課せられる発表がなされた。レースウィークに入ってからの突然で不本意な発表にドラ
イバー、チームスタッフともに納得のいかない中での開幕戦となった。


土曜日、岡山国際サーキットは天気予報通り朝から厚い雲に覆われ、午前中の公式練習開始時には雨が降り始める。今シーズンから使用するハンコックタイヤでのウェット走行は初めてということもあり、エースのリチャードを中心に手際良くセッティングやタイヤ選択を進めていく必要があるが、GTA調整値+40kgは予想以上にマシンへの影響が大きく、マシンバランスはリチャードをもってしても全く定まらない最悪の状況に立たされた。


さらには赤旗中断が相次いだことで都筑の走行時間も短くなり、トップからは3.486秒も引き離されたクラス13位で練習走行を終えた。午後2時から予定されていたGT300の公式予選Q1だが、雨脚が強まり10分間遅れて開始された。Q1を担当するリチャードは、ウェットでの実績を持つハンコックタイヤのパフォーマンスを最大限引き出すべく、アタックのタイミングを窺う。しかし、#88Lamborghini、#30Audi、#86Lamborghiniとコースアウトにより赤旗中断のきっかけを作るマシンが相次ぎ、リチャードはアタックのタイミングを見つけ出すことができないまま、クラス19位で予選を終えることとなった。