備忘録
戦国武将は、土佐藩初代藩主「山内一豊」について
彼単体よりも「良妻賢母の見本」と言われる、妻の「千代(見性院)」さんとセットで有名な武将です。
彼の立身・出世の過程や経緯には賛否両論あるかと思いますが、現代の「マーケティング」や「経営」に置き換えてみる場合、参考になる点も多くあります。
この夫婦の一番有名なエピソードとして「馬と黄金の話」があります。
一豊が織田信長に仕えていた頃、「馬揃え」という、今でいう大規模なパレードが行われていました。
このパレードは信長の力を世間に誇示するためのもので、政治的にも大きな意味がありました。
この馬揃えの場で、一豊の妻である千代は嫁入り時の持参金(へそくりのようなもの)を全てつぎ込み「東国第一の名馬」といわれた馬を一豊に買い与え、馬揃えに臨ませました。
これが、名馬好きの信長の目に留まり一豊は出世のキッカケを掴む事ができたのです。
経営目標に向かった有効な「経営資源」の投入について
馬に投資?と
思う人が多いと思いますが一豊やその妻にはこのストーリーが見えているのです。
これがベンチャー創業者が投資ができる理由です。
それを外部に対して言語化や(想像が大きく入った)計画を資料やプレゼン見える、伝えるようにすることは必要というのは大前提で
経営者は点ではみてません、過去の経験や、競合他社や市場の流れ、社内環境や資源の状況、その一つが全体に及ぼす影響を常にみて常に意思決定してます。
ヒト・モノ・カネ」と言われる経営資源。
限りある資源だからこそ、そのタイミングと使い方次第で大きな結果を生み出す事も、またその逆もあります。
開発や、集客や販促にも適切なタイミングがあり、仕掛ける時には一気に仕掛ける事が必要です。
最後に、
前田は時代の変化が激しい今はチャンスに溢れてると感じてます。
チャンスが転がりすぎててどこから手をつけようか常に迷ってる程です。[/qt]