調べてもらったら、足がお魚の形をしていて家は決まった海の底の岩の上だそうで、父親と娘と自分の3人しかおらず、絶滅寸前の状態で家族という感じではなくてバラバラで暮らしているということでした。
ある日海の上から見える、遠くに見える街の灯りに惹かれてドンドン近づいて行きました。
桟橋の所まで来た時、捕まえられて簀巻きにされて、お城の地下の牢屋に入れられてしまいました。
この時興味本意で近づいて行った自分を反省しましたが、海の中とは違い抵抗も出来ずに酷いことをする人を恨みました。
夜になって王子様が、こっそり逃がしてくれました。そのあと桟橋の上から海を見ている王子様を海の中から、見ていましたが年を取らない人魚と人との時間差もありいつしか、王子様も見かけなくなり、それからは桟橋に近づく事もなくなり、どのくらい時間が経ったかわからないですが、岩の上で若い顔のままで亡くなりました。
ご本人は人魚姫のお話が、好きでもなく不思議がっていましたが、本当に感情をリアルに感じられたということでした。
人魚姫や河童は空想の世界と思われていますが、絶滅しただけで本当に存在していたのかもしれませんね。