整体指導で愉気を受けているときや

 

整体指導の直後に

 

突如として涙を流される方がいる。

 

整体指導者はこころとカラダを分けずに観ている。

 

整体指導者なら見慣れている光景だけど

 

たぶんほとんどの方が初めての経験なんだろうね。

 

心理カウンセリングやセラピーであれば

 

自分のこころと向き合うつもりで受けるでしょ。

 

なので泣きだしても不思議だと思わない。

 

初めて整体指導を受けられる方は

 

こころと向き合う心づもりがないのに涙して困惑してしまう。

 

いわく

「なんで泣いているのか分からないんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかもそれが号泣だったり

 

ましてや初対面のぼくの前だったりするので

 

何が起こっているのか頭が真っ白になるらしい。

 

 

 

 

 

ところが原因なく流れる涙などない。

 

圧縮されていたエネルギーがなければ涙など流れない。

 

 

 

 

いのちを大切にする=うちから湧き起こる要求を大切にする

 

 

 

 

うちから湧き起こるものは要求だけじゃない。

 

感情だって自然と湧きおこってきたもの。

 

 

 

 

 

抑えていた感情

 

押し殺していた思い。

 

長く続けてきた我慢。

 

見ないようにしてきた不安。

 

ずっと目を背けてきた自分の本心。

 

 

 

 

 

心に吐き出せない思いを抱えていると

 

背骨の弾力が失われて

 

様々な部位が硬張っていく。

 

 

 

 

 

直近の出来事じゃないと

 

涙との関連性を認識できないんだけど

 

目を背けていても自分の本心だからね

 

すぐに思い当たってしまう。

 

 

 

 

 

整体指導の依頼をされるくらいなので

 

カラダの違和感や異常感は既に感じている。

 

そして

 

いつから違和感を感じだしたのか

 

たいていの方はすぐに分かってしまう。

 

そして本心に目を背けた時期と符合していることに気づかれる。

 

 

 

 

 

最初に心身の違和感を感じたそれは

 

カラダからのSOSなんだけど

 

最初のSOSは小さなささやきなので

 

このタイミングで環境や生活習慣などの方向転換できる人ってほとんどいないんじゃないかな。

 

ふだんから自分の本音に優しく寄り添ってあげる習慣がないと変われない。

 

ぼくのように保険会社時代、毎日高熱が出て、無表情になるという

 

大きなSOSにならないと動けない人が多数だと思う。

 

 

 

 

 

だからこそ古語にあるんだよね

 

「窮すれば転ず、転ずれば通ず。」

 

困らないと変われない。

 

ただし大きなSOSはたいてい心身の苦しさを伴う。

 

 

 

 

 

できれば小さなSOSを丁寧に感じて

 

涙の原因を溜め込まずに

 

変わっていきたいものだよね。ウインク

 

 

 

 

 

※これは涙の名曲ね音譜

 

 

 

 

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