こんにちはー。


漸く腰の調子が良くなって参りました。


いや〜、腰って大事。

腰痛めると細くて曲がる長い棒の上に重たい球体を乗っけて動かしてるのがよくわかりますね。そんなんでバランスが取れてるなんて人体ってホント奇跡ですわ。




さて、都知事選も終わりましたねー。


小池さんが三選と言う事で、順当だったのではないでしょうか。

二位の石丸さんもXではかなり叩かれておりましたが、リアルタイムに市政を見て来た者の感想としては政治家としては力のある人と見ておりました。


石丸さんの発言を詭弁、口が立つだけと揶揄する人がいますが、石丸さんは暇さえあれば自転車で安芸高田市全域を見て周っておりました。議会で市議が今まで馴れ合いでかけていた費用を削られる事に反発しても、現状把握が出来ているからこそ、その必要性を論破出来る力を持ちます。石丸さんは市の財政再建の目的から市政の透明性を市民に理解して貰うためにSNSや動画配信を使い、市議の馴れ合い政治を批判し、変革しようとしたと言う事を理解せず、ただ市議に暴言を浴びせ意見も聞かず市政を進めた嫌われ者と言う捉え方はかなり偏った見方と思えます。単に政策遂行能力だけ見れば能力のある人だと思いますし、それは石丸さんを嫌っていた暇空茜さんにも期待出来そうな感じもしましたが、やはり実際に市政経験がある石丸さんの方が期待感は高く感じたのではないでしょうか。


まあ、2週間位の短い期間で現在の都政の問題を解決し、1400万人の受益率が上がる方策を実現する実行力を見せつけるのはなかなか難しいと思います。組織票を崩す、浮動票を取りに行くのは余程のビジョンとリアリティが無いと難しいのでしょうね。現状の小池都政を大きく上回るビジョンを誰も提案出来なかったと言う事だと思います。


内海さんが指摘していた政権への批判にも繋がる問題提起は確かに共感される人も多くいたかも知れませんが、有権者が知りたいのはそれをどうやって実現するのか、だったと思います。蓮舫さんにしても、やはり実現可能性と言う所に話を持って行かないと票は集まらなかったのではと思います。田母神さんや桜井も思想的には共感しますが、やはり実現性にやや難ありかと。





それはさておき、本題であります。


今朝の朝日新聞の記事に蓮舫さんの選対幹部が敗因に対して「何が原因かわからない」とコメントしたと出ておりました。


これには流石にびっくりしてしまいました。


無党派で出馬、蓮舫個人で闘うと宣言していながら立憲、社民、共産、最終的にはれいわの支持を受け付け、議員の応援演説を当たり前のように受けている時点で既にブレブレではありませんでしょうか?


立憲ベテラン議員が「都連幹部は辞任すべきだ」との報道もありますが、それが事実なら鼻から蓮舫さんは立憲が政権を取るための旗振り役でしか見ていないと思われます。


先の衆議院補選の連勝を受け左派政党が活気づき、現政権、現都政批判さえすれば勝てると言う安易な思い込みがあったようにしか見えませんが、それなら離党なんてしなければ良いのに、個人の力で闘うと表明する、私の武器は政策の立案実行力だと言うなら政党色を消してそれだけを訴えれば保守的に考えている人も共感したのでは?と思います。蓮舫さん自身はもとより選対もその事に気付けないのが不思議でなりません。多くの国民はこの違和感に気付いていたと思いますが。


結局野党体質が染み付いているからわからない、としか言いようが無いのかと。そうだとするなら、国民の民意に気付けない時点で国政において政権を取るなんて言うのも夢のまた夢のような気が致します。