今日は寒いですね。

広島も雪がチラチラ降っておりますが、今は部屋に陽が差し込んで暖かくお布団の中で温温として気持ち良くなっております。


先程Xを見てみますと祖国のためと言うトレンドが立っておりました。櫻井よしこさんの祖国のために戦えますかと言う発言に対して色々と批判の声や文脈を理解したほうが良いと言う賛成の声などいろいろ出ております。2013年から2017年のアンケートでは日本国民の13%しか戦争が起たら戦うと言う人がいないとデータが出ており、ダントツの世界一ですが、印象的には台湾危機やウクライナ紛争を経て若干意識が変わって来ているのではないかと感じます。ただ、それでもやはり否定的な意見が目につきますね。


先日自宅に帰宅した際、次女と話をしておりましたらまた彼氏が出来ておりまして、お前は取っ替え引っ替え一体何人目の彼氏なのか、父ちゃんの前でぬけしゃーしゃーといつもの事ながら泊まって来たよとあっけらかんと話す娘に啞然とするやら、ここまで脳天気だと逆に可愛くも感じますが、今度はどうやら2個下の自衛隊員の方だそうです。江田島勤務で21歳で将来幹部候補になるらしいと言う話からすると海上自衛隊幹部候補生学校の方でしょうか、娘はおバカちゃんなので詳しくはわかってないみたいですが今回の能登地震で派遣されていないようなのでやはり学生さんの可能性は高そうです。


まあ、年齢も年齢ですし結婚の可能性もあるわけで、そうすると身内に自衛官が出来る事になります。

子供達が大きくなるに連れ、子供達が結婚して旦那さんや嫁さんを連れて来る事を想像すると結構ワクワクするのですが、それはやはり自分の子供が増える嬉しさみたいな所があるわけです。

そんな自分の子供が有事の際に最前線に向かうことになる事を考えると結婚はおろか、顔も見たこともない彼氏くんなのに絶対に死ぬなよと言いたくなるのです。親より先に死ぬのが一番の親不孝です。死ぬのが怖いから自衛官を辞めると言えば「おう、辞めろ」と言ってしまうと思います。でも、戦いますと言えば自分はどう答えるのでしょうか。今の自分には答えが出ません。


戦いますと答える彼氏くんは自分の親御さんや娘を守るためにそう答えるのです。誰かが戦わないと守れないのも事実。

子供達を守るためにいるはずの父親が子供に何もしてあげられない辛さ。

それなら自分が先に戦地に向かう方が余程気持ちは楽ですが、兵役もしたことのない自分に何が守れるのでしょうか。

自分が行っても、それはそれで子供達は納得しないでしょう。

自分のために身内が犠牲になる事は親であれ子であれ耐えれないのです。

想像もしたくない世界。




だからこそ、戦争が起きないように国防を考えないといけないと思うのです。

先のアンケートではロシア国民の約7割が、中国国民の約9割が戦争になったら戦うと答えています。

だから何?って言うかも知れませんが、日本人が戦争が起きても戦わないと言う比率が高いのは何故でしょう?

それは戦後の憲法、教育、政治、経済、外交などによって作られた民意だからだと思います。

同じくロシアや中国も同じように民意が作られているでしょう。つまり、国民の大半が戦争を肯定する民意です。それは政府が戦争を前提に動ける体制を作っているとも言えます。政府が戦争を決定してしまえば国民はやってしまえと賛成するのです。ウクライナ紛争が起きてもプーチン政権はビクともしません。

ですから軍備をするから戦争になるとか、憲法改正したら戦争になるとか、そんな安易な日本の内側だけ見て叫んだ所で戦争は避けられないと思うのです。

ロシア、中国、北朝鮮、アメリカがどうしたいと思っているのか、日本はどう対応するのが良いのか。


戦争が起きても戦争に行きたくないと正直に答えれる今の日本はとても良い国だと思います。

だからこそ、真剣に考えて戦争をどうしたら回避出来るのかを考える事が出来るはずだと思います。