気がつけば一月も半ばを過ぎております


ここ最近はブログもめっきり書く気になれず、ぽーっとしておりましたが、久しぶりに書いてみましょうかねと。


むー。とは言え…

Xを見ていてもずっとつまらないのであります。


年明けからどうしてしまったのだろうと思う事ばかりであります。

以下、また怒られるような事かも知れませんが、思ってる事などつらつらと…。


自民党の献金中抜き問題は検察が立件を見送りの報道から日本は法治国家が崩壊していると批判の嵐ですが、裏金の違法性って何でしょう?会計責任者が収支報告書記載義務に違反したのであればそれは違法性が指摘されて立件されるのは当然ですが、それ以外の法律的な問題って本当の所何でしょう?議員が個人の資産にして脱税行為をしたのであれば、それが立証出来れば立件されるでしょうが、そうやって具体的に違法性があるのかどうかを調べて起訴出来るものは起訴するし、出来ないものはしない、検察が立件を見送ったのなら確定出来なかったのですから、法治国家としてとても健全であると思うのですが、マスコミの報道を正義として現行司法制度を蔑ろににする方が余程法治国家の崩壊と思われますが如何がなものでしょう。自分達の思惑通りに事が運ばないと途端にそれまで味方していたものも敵になる。そりゃ内ゲバも起きますなぁ。



ダウンタウンの松本さんの文春報道の反応も違和感は拭えません。飲み会があったのは事実、女性を喰い物にするような扱いを昔からネタでも匂わせていたしそう思われても仕方ない、妻子がいるのにやってる時点でアウト、等松本さんを擁護する空気は憚られる空気が蔓延しております。 


何が気に入らないかって、過去の番組や発言を引き合いに出して芸人は女性を喰い物にしてきたとか、そんな芸風は昔からおかしいと思っていた等と騒いでいる人達です。

そんな芸風が悪であるのなら、何故今の今まで公共の電波に乗せて放映されていたのか、批判している人達は放送局に批判の声を上げていたのか、芸人の武勇伝と笑って見ていたのではないのか、それまでの容認していた自分を顧みることもせずに世間が悪だと言う声に乗っかってそうだそうだの大合唱。


いや、問題提起があったのだから声をあげる必要があるのだ、と言うかもせれませんが、今回の文春報道は、法的には女性の合意があったか無かったかの問題で、強姦罪が成立するかしないかでしか白黒つかない問題と思います。ですので、個人的にはジャニーズ問題の時も書きましたが司法に訴えずにマスコミに訴える以上、社会的な制裁しか目的は無いのだろうなと思うわけです。つまり、問題提起があったからと謂うのは即ち社会的な制裁は必要である、に乗っかった短絡的な思考の言い分にしか聞こえません。

多分、この風潮だと芸人さんの女遊びは女性の合意もなく行われる強姦行為だと言う認識が定着するのでしょう。

この一件をもって芸人さんの女遊びが全てコンプライアンス違反としてNGになって行く風潮が作られるのであれば、つまらない世の中になるんだろうなとしか思えません。


そもそも個性を売るのがタレントさんのはずであり、その個性に価値を見出して消費者はお金を払っていると思います。芸人さんのタレント性とは、ある意味少し常識外れな、世の中のしがらみに縛られない所から物申す爽快感であったり本音の面白さであったりするわけで、それを面白いと評価して認めてきたのは私達国民であるはずです。文化が根付くとはそう云うことではないでしょうか。そんな今まで認めていた自分を顧みず、芸能人の命である個性を削り取るような世の中を是だとまくしたてる。


ほんとにみんなそんな世の中を望んでいるの?



松本さんの行為に違法性があったのかどうかは良くわかりませんから擁護も批判もしませんが、ジャニーズ問題と同じくある風聞によって世の中がつまらなくなるのは如何がなものかと思います。

現状をすっ飛ばして、正論に正論を重ねて変革を行えば必ず苦しくなっていきます。だって今やっている必然性を無視するのですから当たり前です。そのことも分からずに正論を振り回して世の中を変えようとする人達に靡く危険性は、即ちいつまで経っても不満や苦しみから逃れられないと言う事だと思うのですが、ちょっと思想的になりますかね?

やめておきます。


とにかく、つまらーん。


と、年明けから一人おかしな世の中に傾いていないかと憂いております。