アジア大会決勝、女子日本代表銀メダルおめでとうございます!

いやー、最後の最後までわからない試合、惜しくもワンゴール差でしたがいくつもの「うおっ!スゲェ!」って思う合わせのプレーがあってチーム力は日本の方が上に感じました。完全アウェイの中でのこの結果は勝ちに等しいと思います。


最後の林選手のスリーは痺れました。残り10秒で期待に応えるプレイ、流石キャプテンです!

でも、その前のひまわりちゃんのオフェンスリバウンド取ってからのゴール下をねじ込んたプレイも大きかったと思います。あれが取れてなかったら終わってたかなと。

赤穂ひまわり選手はウチの家族では「ひまわりちゃん」と呼んでいます。お姉ちゃんのさくらさんが息子の歳と近いので当時の月バ世代としては赤穂姉妹はよく見ていて、妹のひまわりさんが話題になった頃から名前の可愛さもあって、どうもちゃん付けになってしまいました。

これからも応援するので頑張れ!ひまわりちゃん!



思う事あって、ウチの子の回想もついでに。


林選手の残り10秒からのスリーが入った時の「よっしゃー!」からなんですが、


以前も書きましたが次女は3Pシューターでした。

中でも思い出深いのが中2の時の全中予選県大会ベスト8の試合です。この試合、次女はカラッキシ当たって無くて前半ほとんどシュートが入りませんでしたが、チームとしてはスコアラーの4番とポイントガードの6番の巧みなドリブルとパス中心になんとか10点差位で4Qまで喰らいついていました。

次女も後半からやっとエンジンがかかり始めており、流れとしてはこちらのチームの流れになっていました。

残り3分を切る頃には5点差まで詰め寄ります。

しかし、この点差がなかなか縮まりません。

残り一分になりかけた頃になんとか3点差に詰め寄り、こちらのオフェンスの時です。

やはり、三年生にとっては最後の全中予選ですし、体格差からも4番や6番、身長のあるセンターの子を中心にして攻めようとしますが相手も必死です、この三人のマークは厳しくなかなかシュートに行けません。

シュートクロックが迫って、4番が遠目からスリーを打ちましたがリングに嫌われます。

それでも、リバウンドを6番がなんとかおさえます。

もう、応援席はワンプレイごとに悲鳴の嵐です。

トップの位置にいた4番がボールをよこせと合図します。

次女は右45度にいて、次女もボールを要求の合図。

普通に考えればこの緊迫した状況ではスコアラーの4番にパスを出すのが当たり前だと思いますが、6番の子は次女にパスを出しました。

次女は迷いもなくスリーを打ちました。

親としては打ったボールがネットを揺らすまで生きた心地のしない妙に長い時間です。

シュートが入った瞬間の大歓声。

堪らず相手チームはタイムアウトをかけます。

次女はチームメイトからよく決めたとたたかれながらベンチへ。

嫁ちゃんはこの時のことを、外れてたら三年生の保護者に殺されてたよって言ってましたが、そのくらい痺れた局面でした。


試合は結局その後点を取られ、惜しくも2点差で負けてしまいました。


後日、試合のビデオを次女と見ていて、あのシュートの事を聞くと「なんかよくわからんけど、入る気がしたんよねー」と、あまり何も考えていないような事を言っておりました。後半、あたりが戻って来て、普段のように入るイメージが掴めてきたから自信を持って打つ。それだけしか考えないから入るのでしょう。


林選手の残り10秒でのスリーを決めたシュートを傍から見ていると、なんという精神力!とか思ってしまいますが、実際はどれだけプレイに集中出来ているかと言うことなんでしょうね。

そう考えると昔々その昔、自分がやってた頃も、センターと言うポジション柄、試合を決めるプレイって何度か経験ありますが、そんな特別な思いは残ってないなと思います。結果的に一つのプレイがそうなっただけなんでしょう。


子供のプレイを見れなくなって早、五年。

寂しいなー。

子供はもう期待出来ないので、早く孫作ってバスケやらしてくれないかなー、と思う今日この頃です。


まあ、まずは結婚してもらわないと、なんですけども。