こんばんはー。

家の中にいても寒いのであります。

早く暖かくなんないかなー。



しかし、大変な事になって参りましたね。


まあ、イラン情勢なんですけども。


ちょっと考えてみたいと思います。


 正念場がやって来ますな。


既にガソリン価格が今週になって180円を越えておりますが、イランは1バレル200ドルの世界をおみまいしてやんよって言ってますから300円は越える価格を覚悟しなくてはなりません。

(今まで1バレル60ドル前後でしたが、既に100ドル近くまで高騰しておりますのであながちただのプラフだと無視も出来ない状況でございます。)


日本は現在約250日位の備蓄(国家備蓄146日、民間備蓄101日)をしておりますが、政府は既に放出の検討を始めており、補助金を投入して何とか急激な価格の高騰を抑えているものの、補助金に当てる原資は2800億円程度との事で1、2ヶ月も投入すればスッカラカン、あっという間に爆上げが到来します。

追加で税金投入するにしても先行き不透明な動向にジャブジャブ投入出来るかと言うと経済的な停滞も織り込まなくてはならない事案だけに国債発行の是非も含めて難しい判断です。


勿論電気代も値上げ、影響はずれ込んで夏の真っ盛り頃に家計を直撃、これまた電気代も倍増はするであろうとの予測です。




 見通しはどうなんでしょうね


イラン国内で政権倒壊の動きが見られない以上、イランとアメリカ・イスラエルの我慢比べは続きます。

既に日本籍の船がホルムズ海峡封鎖によって40隻とも、44隻とも言われている数がペルシャ湾に閉じ込められ身動きが取れていません。


日本が原油の輸入の約半分を頼っているサウジアラビアは紅海側から輸出するルートを探っていますが、紅海の出口にはイエメンのフーシ派がおり、アメリカのイラン攻撃を受けて2月26日には既に紅海でのドローンとミサイル攻撃を再開すると宣言している状況で、何時封鎖の動きが出てもおかしくない状況です。


(フーシ派はイランと同じくシーア派で、反西側反イスラエルの武装組織であり、イランから同盟的な関係にあって軍事的な援助を受けています。イスラエルの北側レバノンの武装組織ヒズボラを入れて抵抗の枢軸と呼ばれているようです)


残る主要輸入先であるアラブ首長国連邦からの輸入もパイプラインの利用によってホルムズ海峡ルートの迂回は可能なようですが、輸入量は落ちるようですし、調達コストも上がるため原油価格高騰に歯止めは効きません。




 非現実感


と言う、日本国家にとってはウクライナ紛争勃発当時とは比べ物にならない位のエネルギー危機に直面しているのですが、なんでしょうか、この変わらない日常感。


イラン情勢を受けての経済予測としては国民一人当たり年間2万円以上の負担が増え、GDPを0.65%押し下げ、インフレ率も1.14%上昇する見込みとの事で、今回ばかりは政府に何とかしろと言ってどうにかなる話ではない状況に直面しているのですが、イラン情勢は対岸の火事、人権がどーたらこーたら言っているうちにおそらく生活が苦しくなる訳でして、そうなると政府への批判は嵐が吹き荒れ、政権交代になったとしても大して生活は変わらず、こんな日本に誰がしたと過去に首謀者を見つけ出して吊るし上げ、憂さを晴らしてみるも何も変わらない、そんな世の中が透けて見えたりなんかして。


 結局預けるしかないと思うのですが


では、この危機を回避する為に日本はどうするべきか。

どんな手を使ってもこの状況を打破しないとなりませぬ。

生活レベルを落としたくない、経済に打撃を受けたくないなら能動的に働きかけねば何も打開出来ません。


例えば、原油の輸入がストップする日本においてはイランの行為は国家への侵害行為と見做しますので、自衛隊を派遣して日本籍のタンカーの護衛を行ってホルムズ海峡を通過させます。

万が一攻撃を加えて来るようであれば容赦致しません、加害行為は武力によって実力排除致します。 とか。


戦後仲良くして来た間柄で、イランが西側と反目する中でも仲良くして来たけども、そっちがその気なら仕方ないでやんす、ウチにはウチの事情があるでやんす。


と言う選択だって必要だと思うのです。

実際自衛隊の派遣は協議されているようですが。



戦争反対、武力行使反対、自衛隊派遣反対の声は聞こえて来そうですがその人達はイランに対して何を語りかければ紛争が終わると考えているのでしょうか。


これだけこじれたイラン政府と国民の関係に加えて西側諸国の介入、中東関係、裏のロシアの思惑とか、日本が主導して解決出来るような代物ではありません。


ましてや外交や政治と無縁な一般人に何が出来る訳でも無いのですから政府に一任するしか無いでしょう。



 ぶっちゃけ長引きそうなんですけど。


アメリカの狙いは核の排除ではあると思いますが、ハマス、ヒズボラ、フーシ派、シリアの資金源であるイランイスラム政権の転覆が狙いであるのは間違い無さそうですが、いくら国民が民主化を望んでいても、政権に対して実力行使出来る力が無ければ政権は転覆しません。


歴史的には軍部の崩壊、つまりイスラム革命防衛隊の内部から民主化の声が上がれば革命の可能性はありますが、アメリカとイスラエルの攻撃によるイラン国民の被害が出れば出る程に国軍の結束力は高まりそうな気も致します。


真の悪者はハメネイ専制政治ではなく、イラン国民を殺害する西側諸国だ、と言うのは同胞意識としては優位に働きそうな気もします。


50年前のイラン革命から現在に至る民主化運動の流れはこれはこれで国民意識の部分で考えさせられるものがあるのですが長くなるのでやめておきます。


日本とは仲良くしておいた方がトクだから日本船籍の船は通っていいよーってウルトラスーパーな外交手段があれば一番良いのですが。


なんか、ありそうな気もするんですけど、日本政府さんどうなんですか?