プラモデル工作のブログも気がつけば一ヶ月周期になっておりますが、地道に記録を残しておくのであります。

今回はこちらの商品。
職場のある隣町のセカストで見つけた子であります。
第二次世界大戦の外国の戦闘機は有名どころしか知らないので、なんか見かけない機種を見つけると興味津々、何ですかこれは?と手に取ってしげしげ見ていると、気がつけばレジに並んでるわたくし。



メーカーは「アキュレイトミニチュア」と言う見慣れないアメリカの会社で調べてみますと、現在金型をイタレリに引き継いで休業状態のようですが、緻密なデティールとしっかりとした考証の元制作している伝説的(?)メーカーだとか。

こちらの商品はキット番号が3401ですのでイタレリからの再販製品ではなくアキュレイト自身から30年前に発売された製品のようであります。希少性があるんじゃね?って調べてみましたがそ~でも無いみたい。

ホウホウ、評判の良いメーカーとな?どれどれ・・・
と、箱の中身をしげしげと見ておりましたら順番待ちの子達を差し置いてニッパーでパチパチし始めてしまいまいた。


パーツ数がめっちゃ少ないんですけど、確かにツボを押さえたデティールで好感の持てるキットであります。



瞬殺に近い組み上がり。
説明書が英語で読めませんけど、部品が少ないのでヘッチャラポン。



新兵器開発!
毎度苦戦のカウルのマスキングテープ貼りですが、下から光を当てるとモールドがクッキリ浮かび上がるので切り抜き易い!
かなり楽ちんになったのであります。



ざっくり基本塗装しました。主翼の黄色い帯もデカールが付いていたのですが、同機の特徴であるダイブブレーキの網目を塞いぢゃうので塗装に切り替えました。派手な撃墜マークが付いていましたが、あまりカッコよく無い気がしたので貼りませぬ。



機体色がオリーブドラブで暗いため、墨入れと汚れがかなかなか目立たないので思いっきり塗装のハゲに全フリ。
愛着なさ過ぎと自分でも思ったのでありますが、試してみたかったのであります。
結構塗装のハゲが激しい機体の写真って見かけるもんで、やってみたいなーとは常々思いつつも失敗が怖くて躊躇して来たわたくし。

んー?大丈夫でありましょうか…。



まあ、そこそこ見れる?
とりあえずOKにしましょうね。



こちらのA36はかの有名なマスタングの戦闘爆撃機仕様でありました。
すみません、マスタングってまだ作った事が無くて調べるまで全然気が付かなかったでござる。

もともとマスタングはイギリスがアメリカに新型戦闘機の開発をお願いした事から作られた戦闘機のようで、アメリカのアリソンエンジンを搭載して出荷されたみたいです。

この初期のマスタングは中〜低空での戦闘能力は良かったのですが高高度の能力が弱く、戦略爆撃の護衛には不向きでして、イギリスさんは自国の自慢のエンジン、ロールス・ロイスのマーリンエンジンを載っけてみた所航続距離や高高度速力でスンゴイ性能を発揮し、アメリカさんもそれえーなぁ、ってマーリンエンジンのライセンスを取って自国で生産、このP51D型が一躍大戦を代表する傑作機になったようです。

いやー、マスタングにそんな物語があるとは。分からないもんですね。

脱線致しました。このA36アパッチは初期のアリソンエンジンを搭載したマスタングを戦闘爆撃機仕様にした機体で、欧州戦線の他に中国やビルマ戦線でも運用されたようです。



零戦(52型)、雷電と大きさ比較。
ほぼ零戦と同じ位ですねー。

零戦の大戦中盤以降の劣勢はエンジン出力の不足による高高度の速力不足と防御力の弱さが主要因ですが低空でのドッグファイトでは旋回性能の高さからその優位性を崩すものでは無かったようです。

ビルマ戦線での低空能力の高いA36やアリソンエンジンのマスタングとの戦闘でもドッグファイトでは零戦が優位であったようで、A36はエンジン馬力にものを言わせた一撃離脱戦法で応戦、互角の戦いだったようです。

大戦後期の日本軍機の劣勢は日本の技術力不足や工業力もありますが、今回調べてみて太平洋戦域の戦闘が基本的に対艦船攻撃、小さい島嶼の軍事施設攻撃の低空戦術になる事から高高度戦闘(長距離爆撃機を使った高高度からの戦略爆撃とその護衛戦闘)の想定よりも低空での近接戦闘が主眼にあった事も結構開発の遅れに繋がったのかも知れないと思えました。

各国の兵器には国をかけた命がけの知恵比べが集積されておりますね。