プレミア音楽朗読劇『VOICARION X 大阪歴史絵巻〜孔明最後の一夜〜』

大阪 新歌舞伎座での公演が終了致しました。御鑑賞下さった貴方、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

 

 

自分はスケジュールの都合で初日土曜の会場入り。前週土曜に東宝さん仕切りのPCR検査を受け陰性判定が出ておりましたが、念のためにと前日の金曜に自費でPCR検査を受け陰性を確認した上で大阪入りを致しました。

 

東京駅

↓新幹線

新大阪駅

↓タクシー

新歌舞伎座

↓徒歩

ホテル

↓徒歩

新歌舞伎座

↓タクシー

新大阪駅

↓新幹線

東京駅

 

これが今回立ち寄った場所の全て。移動時は不織布マスクを100%着用。飲食は新歌舞伎座の個人楽屋とホテルの自室のみ(いずれも単独で)でした。新幹線も非常に空いておりました。ご心配下さった方もいらっしゃったようなので、一応ご報告まで。最大限、配慮して行動したつもりではおります…。

 

当然の事ながら、打ち上げのようなものもありません。出演者一同が集まった場はステージ上とこの集合写真を撮った僅かな時間のみでした。

 

手前に朗読陣、奥に音楽陣。写真の見た目以上に各人の距離は離れています。撮影の瞬間のみマスクオフ。

 

 

致し方ない事ではありますが、非常に寂しい限りで。ですがそんなコミュニケーション欠乏が、舞台本番の演技に濃密さを加味する一助となったような気が……多少しなくもありません。

 

『孔明最後の一夜』は完全新作。ですが、なかなかリハが行えない状況で……。ぶっちゃけ今回、ゲネを行う時間もなかったので、全員揃って全編演じたのは初回公演本番が初めて!自分は事前リハに一度しか参加出来ておらず、その際に孔明と掛け合いの多い姜維/馬謖を演じる朴さんはおらず……。というわけで、かつてない程に緊張した公演初日でした。ですがまぁそこはそれ、第一線級のプロ声優たちの技術とセンスが光るというか。やっぱりみなさんスゴイなぁと改めて思いました(あ……リハしてないネタはここだけの話ってことで内緒にして下さいねw)。

 

そうそう、本作内での名前の呼び方。自分が演じた孔明は、姓+諱+字の「諸葛亮孔明」と名乗っております。同様に「劉備元徳」などと。三国志愛好家の方は違和感を持たれるかもしれませんが、日本における一般的な耳馴染みであったりを考慮して "敢えて" 今回はこのスタイルでいく事に藤沢文翁氏はしたそうです(門外のお客様が多い事を想定して)。どうかご容赦頂けますと幸いです。藤沢氏のブログにその辺りの事や、史実とは異なる本作オリジナルのフィクション要素などについて記述がございますので、気になった方はぜひご一読頂ければと。

 

非常に演じ甲斐のある役でした。そして、他のキャストと直接掛け合いながら演じる機会が極めて少ない現況において、魂ぶつけ合いながら心を表現していく場に立てた事に大きな喜びを感じました。それを多くの方に届けられた事にも。本作に関わられたすべての皆さんに心からの感謝を。

 

引き続き、日々留意しつつ生活して参ります。自分のために、みんなのために。

 

思い出写真)

新歌舞伎座が入るビルの前

 

ステージから客席を眺める。よく見るとあそこにいるのは……(笑)

 

客席からステージ方向を眺める図。

 

本公演はLIVE映像配信を行いましたが、Blu-ray化も決定!カメラが沢山入っておりました。

 

一番下手の高い場所が孔明のポジション。司馬懿役の山寺さんと対称の位置です。

 

各人の頭上の灯りは、魂を表現していたりもします。

 

各人の位置に竜のオブジェが。こちらは蜀軍キャストver.

 

こちらは魏軍キャストver.

 

舞台袖に作られた完全個別の衣装部屋。ひっそり佇む丞相の衣。

 

千穐楽は会場入り一番乗りでした(笑)

 

また演じられる日が、再演がありますことを心より願います。あぁ、髭は自前です。この日のためにマスク下で密かに栽培しておりました(笑)

 

本公演、アーカイブ配信が1月24日まで行われております。そして、Blu-ray化も決定しております。詳細は公式サイト公式ツイッターにて告知されるようですので、ぜひご確認をお願い致します!

 

 

ありがとうございました!