VICARION III 博多座声歌舞伎『信長の犬』

9月1日、2日に全3公演が行われ、無事終了致しました。

福岡・博多座での公演だけでなく、

千穐楽には全国の映画館でライブビューイングも。

多くの皆様に御覧頂くことが出来ました。

各会場にご来場下さった皆様、ありがとうございました!

 

本作は、藤沢文翁さんが手掛ける音楽朗読劇の最新作。

豪華編成のバンドによるオリジナル楽曲の生演奏はもとより、

照明・特殊効果、舞台美術などのド派手な視覚演出…

藤沢朗読を語る上で着目されがちな点は多々ありますが、

ナレーション的な説明台詞を廃し、

会話台詞のみで構築されているのも実は大きな特色。

朗読陣はそれぞれの役にちなんだ衣装を身に纏いはしますが、

それはあくまでも想像の翼をアシストするためのもの。

会話台詞のみで状況を観客に理解してもらうというのは、

決して容易なことではありません。そこにシビれるゥ!!

それはつまり…

演者の腕が大いに試される場であるということでもあり。

あなおそろし(笑)

 

自分は「声優」。

声による表現に特化した演技を日々研鑽しています。

そんな人間にとって「朗読劇」は、

非常に魅力的なライブパフォーマンス。

まだまだ途上ではございますが、

積み重ねている本業の技術や心意気を生で御覧頂ける貴重な機会です。

お声掛け頂き、博多座の舞台に立てたことに心からの感謝を。

御鑑賞下さった皆様におかれましては、

有意義な時間をお過ごし頂けたのでしたら幸いです。

 

では最後に思い出写真を。

 

博多座の楽屋口にて。

赤いピンを刺してから小屋入りです。

 

自分の楽屋はこちら。

木製の名札が素敵です!

 

リハーサルの合間に。

第二幕の立ち位置からの眺め。素敵な劇場です!

 

バンドの皆さん、喜多流 能楽師の皆さん、朗読陣

登壇全キャスト、そして藤沢文翁さんで。千穐楽の幕間に記念撮影。

 

今回の自分の衣装です。

犬(ボルゾイ)役ということで、モフモフを装備して完成です。

 

本番では装着しませんでしたが、

衣装さんが耳まで作ってくれていました。

というわけで、犬を演じた二人で記念に。

自分はボルゾイ、井上和彦さんは秋田犬です。

 

 

そして最後にオマケです

 

 

何か別の括りを思い浮かべてしまいそうな3ショット(笑)

 

 

共演者の皆さん、スタッフの皆さん、

公演を応援して下さった皆さんに心からの感謝を。

ありがとうございました!

また素敵な作品と巡り会えますことを。