小生は空を飛んでいる。
行きたい方向を見て、全身に力を入れる。
その瞬間、空を飛ぶ速度が上がる。
小生はたまにその夢を観る。
当たり前であるが、小生は空を飛んだことは一度もない。
空の飛び方などわかるはずがない。
飛行機に数回乗った程度である。
夢の中では自由に上昇、下降が可能である。
それに伴う身体的な感覚はどこからくるのだろうか。
現実では経験しえないことを夢の中ではできてしまう。
不思議である。
人間の脳に関する研究が進むと、このような疑問を解く日が来るかもしれない。
だが、まだ人間の脳は解明できていないことが多いらしい。
自分の頭蓋骨に収納されている脳は謎だらけである。