理由 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 9月30日をもって緊急事態宣言が解除された。

 報道番組を視聴していると、酒屋がうれしそうに仕事をしている。

 ようやく酒が呑める旨の発言をする御仁がいた。

 

 小生はいつも疑問に思っていた。

 酒は家で一人で呑めばよい、なぜ店で呑もうとするのか。

 酒を媒介に仲間とコミュニケーションを図りたいのだろうか。

 居酒屋で聞こえてくる話は大抵、噂話か悪口である。

 このような会話をするために店で飲酒したいのか。

 

 小生が酒を呑む理由は単純である。

 その酒の風味を楽しみたい。地ビールや純米酒は奥が深い。

 軽く酩酊したい。

 1年か2年に一度、現実逃避のために泥酔したい。

 

 いずれ第6波と呼ばれる感染状態を迎えるだろう。

 その際に再び、飲食店での飲酒が制限されるだろう。

 その時期を迎える前に、一人で飲酒する楽しみを見出す必要がある。

 

 そう。

 酒は一人でも十分、楽しめるのだ。