購読している地方紙に持続化給付金関係で大学生が逮捕された記事が掲載されている。
持続化給付金の不正受給を指南し、成功報酬を得ていたようだ。
逮捕されたのは慶応の学生である。
カネに困ってやってしまったのだろうか。
カシコイようで実はアホである。
小生は職務上の事情から持続化給付金について手続きを含めて詳細を調べた。
個人事業者なら、令和2年に提出した確定申告書第1表、収支内訳書、該当月の売上の資料、通帳等が必要である。
法人なら、別表一、概況書、該当月の売上の資料、通帳等が必要である。
不正受給した御仁は確定申告をしていない可能性が高い。
持続化給付金の申請で提出された確定申告書が本当に提出されたものかどうかは簡単に調べられる。
申告していない確定申告書が申請時に添付されていると、虚偽の資料だと即断できる。
提出済みの確定申告書でも他の資料をみると、詐欺であるかどうか判断できる。
確定申告で提出された収支内訳書の一部を書き換える方法も考えられる。
だが、これは書類に目を通すと内容が書き換えられているかどうかは安易にわかる。
書き換えたことがわかると、すぐに不正受給と判断される。
専門の職業に就く者からすると、持続化給付金の不正受給はすぐにわかる。
お天道様の出番を待つまでもなく、アホな人間でも不正受給かどうかはすぐにわかる。