隣人 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 電視台を視聴していると、お悩み相談のコーナーが始まった。

 

 要約すると、以下の通りである。

 現在、大学1回生。

 コロナウィルスの影響により、後期から通学し始めた。

 やっと大学生活が始まったが、既に周辺に人間関係ができている。

 誰にも話しかけられず、友人がいないので孤独であり、退学を考えている。

 今後、どうしたらいいのか。

 

 小生には相談者の辛さがよくわかる。

 コロナウィルスの影響はなかったが、小生も同じような状態だった。

 人見知りが激しく、気軽に他人に話しかけることなどできない。今も当時と変わりない。

 周りは楽しそうに大学をエンジョイしているが、小生はその対極の状態にある。

 このような状態で4年間過ごすのは苦痛であり、親には申し訳ないが退学の二文字が脳裏をよぎる。

 

 小生の場合は、小生に話しかけてきた御仁と仲良くなり、現在も交流は続いている。

 小生は運が良かっただけなのかもしれない。

 だが、小生と同じような状態の人間は他にも存在するであろう。

 

 その相談者にメッセージをテレパシーで送信する。

 話しかけられるのを待っている御仁がいる。

 孤独な人間は硬い表情をしているので、話しかけにくいが、異文化交流のような感覚で接してみてはどうだろう。

 話しかけた相手が一生の付き合いになるかもしれない。