感染 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 新型コロナウィルスの新規感染者数が増大しつつある。

 当然の帰結である。

 10月頃から京都市内での感染防止の規律が緩んでいた。

 外国人はほとんどいないが、日本人が驚くほど多くいた。

 

 総理大臣ガースーはウィルスの感染防止と経済活動の活性化を標榜している。

 これは二律背反というべきであろう。達成は困難である。

 カネを使わせるには、外出が必要である。

 ウィルス感染拡大を防止するには、外出を控える必要がある。

 どちらに重点を置くのかが今後の焦点である。

 

 感染拡大に注力するなら、一定期間のロックダウンが必要である。

 中途半端に人の移動を許可すると、感染拡大は防げない。

 今後も新規患者の増加と減少を繰り返すだろう。

 

 しかし、経済活動を抑制させるのは副作用が大きすぎる。

 コロナウィルスの影響で解雇された御仁が既に数多く存在する。

 何とか事業活動は継続しているものの、ロックダウンをすると企業の倒産、個人事業者の廃業は回避できない。

 

 このウィルスの影響はまだしばらくは続くだろう。

 嗚呼、どうしていいのやら。