経営者は営業休止による固定費の支払いに苦心している。
特に毎月のテナント料が大きい。
政府が補助する制度を創ったようだが、給付される時期は明らかにされていない。
建物の所有者が賃料の支払いを待ってくれると助かる。
その猶予は長く見積もって数カ月である。
不動産業を営む御仁もカネが必要である。
建物の所有者はビルの建設や大規模修繕のために金融機関から多額の融資を受ける。
オーナーは店舗や入居者からの賃料で融資を返済する。
借入が多額であれば、毎月の返済も大きな額である。
店舗の賃料の支払いが滞ると、金融機関から危険視される。
借り手がテナント料を払えないと建物所有者の銀行への返済が苦しくなる。
融資を回収できない銀行は建物所有者をどうするか検討する。
回収が見込めないと判断するとm抵当権が設定されている土地などを裁判所を通し競売にかける。
公売に付しても買手が見つからないと、銀行は融資額を回収できない。
極端な結論ではあるが、融資額を回収できないと金融機関の経営に影響が出る。
コロちゃんの終息を祈ることしかできない。