キャネ | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 昨日から年金について多くのメディアが報道している。

 リタイア後、年金でどれ程の収入を得られるかを政府が試算した。

 これについてマスコミ諸君が騒いでいる。

 

 試算は75歳まで働いて厚生年金を払い、日本経済が低いながらも成長し続けたという前提である。

 小生は既にこの前提から外れている。

 厚生年金に加入できる特権階級には属していない。

 それにより、この試算の要件を充たしていない。

 数十年後は極めて不透明である。

 

 マクロ経済スライドについて年金受給者が不平不満をもらしている。

 年金の減額は年金生活者にとって死活問題である。

 しかし、デフレが続けば年金支給額を減らすのは当然であろう。

 年金を受給できているだけで幸せである。

 小生が年金を受給するのは30~40年後である。

 現行制度では、年金の受給すら危うい。

 

 インタヴューを見ていて思う。

 受給されるだけもで幸せだ。