絵本 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 年末年始に遊びに来る姪と甥のために何かをプレゼントすることにした。

 姪はプリキュア、甥は新幹線に狂っている。
 子供向けの雑誌や新幹線の図鑑でも贈ろうかと思ったが、すでに所有している可能性がある。
 同じものを受け取る側の気まずさを考えると、本案は却下した。

 クリスマスが近いのか、普段、人がいない絵本の売り場に大人がたむろしている。
 なるほど、絵本を贈ろう。

 小生が子供の頃よりも、絵本は進化している。
 絵が飛び出す絵本に驚いた。どうやって印刷するのだろう。
 サンテグジュペリの『星の王子様』も絵が飛び出す。
 これを購入しようとしたが、一冊およそ5000円。即座に購入を中止する。
 
 これ以外の絵本を探していると、いいものがあるではないか。
 『日本昔話集』、『グリム童話集』等。
 コンパクトにまとめられ、適度に挿絵が入っている。
 収録されている話も多い。
 著作権等がないためだろう、安い。

 結局、この2冊を購入した。