15年 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 本日は2015年2月11日である。

 15年前のこの頃、大学入試が終え、どうにかなった。
 
 2000年2月11日。
 あれから15年。
 今の自分と違う自分のイメージを想像していた。
 人並みに生活しているのだろうと。
 現実を想像できるはずがないのだが。

 これから15年後、2030年2月11日。
 15年後を全く想像できない。
 生きているのかもわからない。野垂れ死にしたくはない。
 まだ薬を飲んでいるのだろうか。
 病と付き合っているのだろうか。

 過去は打ち捨てられた。
 未来はまだやって来ない。
 「今」の生を全うできていれば良しとしよう。