毎日薬を飲んでいる。
それを見かねたのか、家人が
「いつまで薬のんでるんや?」
「医者の言う通りにしてたらいつまでも薬に頼らなアカンぞ!」
「その医者、大丈夫か?」
と立て続けに小生に浴びせかける。
悪意はないのだろう。
言ってみたかったことを言ったのかもしれない。
小生は少しショックを受けた。
そのような見解で日々、小生と接しているのか。
好き好んで多くの薬を飲んでいるのではない。
生きるために今は一時的に薬を飲んでいるだけだ。
医者と減薬のタイミングを見計らっている。(まだ時間はかかりそうだが)
発病から今日まで小生の状態を理解しているのはこの医者だけだ。大学院生の頃に復学診察で大学の嘱託の医者から「ええ先生がついてるな」と言われた。
ヤブ医者ではなさそうだ。
いつ完治するか全く予想できないが、いつか再び薬を飲まない生活を送りたい。
他人の何気ない一言に時々不安を抱く。