北朝鮮のミサイル発射が失敗に終わった。
国連安保理決議を無視し、強行突破にしたものの、トホホな結果に終わった。
金日成の生誕100年、3代目の祝砲、2代目の追悼の意味を込めたプロジェクトであったのだろう。
発射後、約1分で空中分解。
プロジェクト責任者の安否が気遣われる。
気になるのは今後の他国の対応と核実験である。
どうやら核実験を進める方向にあるようだ。
世界中に報道したミサイル発射が早漏のように終始し、国家の威信をかけて核実験を強行するのではないかと思われる。
そして、早くもアメリカ政府が北朝鮮への食糧支援を打ち切る予定である。
世界を無視し、ミサイル発射、核実験を強行する北朝鮮政府と飢えに苦しむ人民とを一括してよいものか疑問である。
脱北者が後を絶たない背後には貧困だけでは片づけられない深刻な事情があるのだろう。
経済制裁は行っても、食料支援は続けるべきではなかろうか。