京都の相国寺内の承天閣美術館で開催されている「」ハンブルグ浮世絵コレクション展」を見物する。
江戸時代に流行した浮世絵を当時日本に訪れていた外国人が気に入って蒐集したらしい。
その浮世絵がハンブルグ美術工芸博物館に収められ、今日に至る。
当時、浮世絵を蒐集した御仁は数百枚単位で集めたようだ。
日本の浮世絵が珍しかったのだろう。
蒐集癖があったのだろう。
版画は欧州にも存在するが、浮世絵のように細部に至るまで緻密に表現したものはないようだ。
東海道五十三次や歌舞伎役者の浮世絵は数多く見ているが、何度見ても美しい。
図録を購入し自宅でも堪能できるようにしているが、やはり本物の絵を見る方が迫力がある。