今日の日経新聞に興味深い記事が掲載されていた。
それほど大きな記事でないため、見過ごして古紙回収に出してしまうところだった。
件の記事の内容は向日葵が地中の放射性物質を吸収する役割があるということだ。
自然科学系統に疎いため、その詳細はよくわからない。
他の植物に比して地中の放射性物質を吸収することは理解できた。
被災地の田畑は塩害にあっているうえに、放射性物質を含んでいる。過日の報道では塩害について地中で塩分を中和させる物質があるらしく、耕してはその物質をまくという作業を繰り返すと地中の塩分は中和されるという。
だが、塩害を解決しても放射性物質を取り除かねば農業は再開できない。
その解決策として向日葵が注目されている。
放射性物質を吸収した向日葵の処理をどのようにするのかという問題は未解決であるが、向日葵の活用は農地の再生にひとすじの光をもたらすと思われる。