絶版 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 職安からの帰り道に古書店をのぞいてみた。

 何かを買おうとして入ったのではなく、自然と足が向いたのである。


 天井まで積み上げられた全集、古い岩波文庫・・・。

 たばこを吸いながら私の動きを見続ける店主。

 万引きなんかしませんよ。

 

 新書が置かれている場所へ行く。

 あっ、絶版になっていて以前から読みたい本(上、中、下)がそろっている。

 すぐに上、中、下の3冊を購入。


 地下鉄に乗る金がなくなったので、徒歩でJRへ向かう。


 たまにはいいことがあるのかな。